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クリスタで「グレーすぎる絵を鮮やかに明るくする」方法

グレーすぎる絵を鮮やかに明るくする方法
ちとせ

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イラストの仕上げに色調補正するとイラスト全体の色を調整することができます。

グレーすぎるイラストを色調補正するとき、2種類の補正を組み合わせると便利です。

ちとせ

「明るさ・コントラスト」と「グラデーションマップ」を使います。

この記事のタイトルイラストの右側が補正をした状態です。

この記事のタイトルイラストに使った色調補正
この記事のタイトルイラストに使った色調補正
ちとせ

クリスタをどう使ったのか書いて行きますね。

この記事を読むと以下の色調補正ができるようになります。

この記事を読んでできるようになる色調補正の例
この記事を読んでできるようになる色調補正の例

わたしは毎日クリスタで絵を描いています。
グレーすぎる絵を鮮やかに明るくする方法を紹介します。

目次

グレーすぎる絵はトーンカーブの補正が難しい

クリスタの色調補正は9種類あります。

中でも「トーンカーブ」が便利でよく使います。

クリスタの色調補正メニュー
クリスタの色調補正メニュー

しかし絵がグレーすぎる場合、トーンカーブでうまく補正できないことがあります。

ちとせ

この記事の手順を試してみてください。

ちなみにトーンカーブの使い方は別の記事に書いています。

よかったら参考にしてください。

グレーすぎる絵を色調補正する手順

イラストのレイヤーの上に色調補正レイヤーを追加します。

明るさ・コントラストを調整します。

グラデーションマップで赤みを足します。

ちとせ

操作のポイントと手順を書いていきますね。

操作のポイント

イラストのレイヤーそのものを色調補正しないことがポイントです。

イラストのレイヤーの上に色調補正レイヤーを追加します。

色調補正レイヤーを使うと以下のメリットがあります。

  • レイヤーの表示・非表示の切り替えで補正の付け外しができる。
  • レイヤーの不透明度で補正の強さを変えることができる。
  • レイヤーの合成モードで補正の雰囲気を変えることができる。
ちとせ

気軽にイラストの補正ができて便利です。

手順の図解

STEP
イラストのレイヤーを右クリック
イラストのレイヤーを選択して右クリック
イラストのレイヤーを選択して右クリック
ちとせ

レイヤーパレットは画面右下にあります。

STEP
明るさ・コントラストを追加
明るさ・コントラストを選択
明るさ・コントラストを選択
ちとせ

右クリックで表示したメニューで新規色調補正レイヤーを選びます。

STEP
明るさ・コントラストの調整
設定値
設定値

明るさとコントラストの値を調整します。

それぞれのスライドバーを動かしてざっくり値を決めます。

ちとせ

細かい調整はボックス右のボタンを使っています。

STEP
色調補正レイヤーの設定
設定箇所
設定箇所

イラストのレイヤーの上に色調補正レイヤーが追加されました。

色調補正レイヤーの設定で補正の強さや雰囲気を変えることができます。

  1. 不透明度の設定
  2. レイヤー合成モードの設定
ちとせ

今回はどちらも変更なしにしました。

ここまでの加工
ここまでの加工
ちとせ

次は赤みを足します。

STEP
グラデーションマップを追加
グラデーションマップを選択
グラデーションマップを選択

イラストのレイヤーを右クリックしてメニューを表示します。

新規色調補正レイヤーのグラデーションマップを選びます。

STEP
グラデーションマップの設定
くすんだ陰影(赤)を選択
くすんだ陰影(赤)を選択

グラデーションを選んでOKをクリックします。

グラデーションセットからくすんだ陰影(赤)をダブルクリックします。

ちとせ

ダブルクリックです!!

クリック1回ではグラデーションがセットされません。

STEP
不透明度を調整
不透明度を変更
不透明度を変更

グラデーションマップの不透明度を10%にします。

ちとせ

レイヤーの合成モードはデフォルト(通常)のままにしました。

加工前からグラデーションマップ適用までの比較
加工前からグラデーションマップ適用までの比較
ちとせ

これで色調補正の手順は終わりです。

まとめ

色調補正の機能を使ってグレーすぎる絵を鮮やかに明るくすることができました。

色調補正レイヤーを作成すると、補正の付け外しが簡単でおすすめです。

ちとせ

ぜひ試してみてください!

ちとせ

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