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人体を上手に描く練習方法のおススメは解剖図の模写とデッサン人形の活用です。
わたしが一番効果を感じたのは解剖図の模写です。
もちろん、モデルさんにポーズを取ってもらって実物を描くのが一番良いと思うのですが、個人では敷居が高いですよね。
人物画も描ける(モデルさんを呼んでくれる)アトリエに通う方法もありますが、以下の問題があります。
社会人になってから特に難しく感じます。
家の近くに毎日通えるアトリエがあったとしても、おそらく費用が高くなります。
毎日通える自信もありません…。
わたしは最寄り駅から自宅までの間にあるスポーツジムを、お仕事帰りに利用する契約をしていましたが続きませんでした…。実績アリです。
費用があまりかからず、自分の好きな時間にできて、実際に効果を実感したおススメの練習方法を紹介します。
冒頭にも書きましたが、一番効果を感じたのは解剖図の模写です。
実はわたしが学生時代に取り組んだ練習方法です。
社会人になって一度お絵描きから離れ、お絵描きを再開した今あらためて効果を実感しています。
これは人におススメできる練習方法!と思っています。
わたしは学生時代に2年ほどアトリエに通って油絵を描いていました。
美術の授業で油絵が面白かったのがアトリエ通いの理由ですが、漫画を描くのも好きだったので漫画も上手に描けるようになりたい気持ちがありました。
当時、もっと人物を上手に描きたいとアトリエの先生に相談して教えてもらったのが解剖図の模写です。
先生から解剖図の書籍のコピーをもらって、夏休みにほぼ毎日模写しました。
最初は全く上手に描けませんが、続けるうちに少しずつ上達していきました。
解剖図のコピーがボロボロになったので、自分でも解剖図を買いました。
よく書籍で漫画用のデッサン資料(キャラクターのイラスト)や、写真集、筋肉だけの解剖図を見かけますが、わたしは骨の図もある書籍を選びました。
先生からもらった資料と同じ図がある本にしました。
1冊目は解剖図だけでなく写真や巨匠のデッサンも掲載されていて面白いです。
パーツの骨と筋肉の模写に使いやすいです。(腕、手、脚、足の図をよく使いました。)
ダヴィンチの絵がめちゃくちゃかっこいいです。
2冊目は全身の骨と筋肉の模写に使いました。
模写に使いやすい図(全身の図)は冒頭の数ページで、以降は細かいパーツの図です。
1冊目より模写に使った図は少ないですが、全体的にスッキリした図で分かりやすいです。
表紙もかっこいいので資料として気に入っています。
Amazonで評価の高い本
お絵描き上達の模写に向いているのは、全身の骨の図と全身の筋肉の図、主要なパーツの骨と筋肉の図です。
筋肉だけでなく骨も模写します。
人体の構造を理解するために骨も模写するのがおススメです。
自分で解剖図を購入してみて分かったのですが、解剖図はけっこうお高いです。
試しに模写を始めてみようかな?という人は図書館を活用するのも良い方法です。
解剖図を借りたり、上のリストに当てはまる図を印刷するなどして自分用の資料を作れます。
お高い解剖図を購入したけど使える図がほとんどなかった…という失敗を回避できます。
解剖図以外の資料作りにもおすすめです。図書館は神スポットですね。
わたしが模写に使った画材はクロッキー帳と鉛筆です。(消しゴムと鉛筆けずりも)
勉強に使うノートやスケッチブックよりもクロッキー帳がだんぜんおススメです。
わたしが使っているのはマルマンのクロッキー帳Lサイズです。
・コスパが良い
・紙が薄くてかさばらない
マルマンのクロッキー帳Lサイズは参考価格660円(2021年10月現在)で100枚つづりです。
厚さは1cmほど!
100枚が1冊にまとまっているところが素敵です。
デッサン人形を活用するのもおススメです。
わたしが今取り組んでいる練習方法です。
実はクリスタには3Dモデルの機能があるのですが、わたしは使いこなせていません。
3Dモデルとは、クリスタのキャンバス上で自由にポーズを変えられるデッサン人形です。
ポーズがあらかじめ用意されていたり、キャラクターのモデル人形もあります。
光源も設定できるので、光源の確認に便利です。
しかし、ポーズを変えるのが難しいのです…。
あらかじめ用意されているポーズを使ったり、クリスタユーザーが素材として公開してくれているポーズを使う方法もあるのですが、3Dモデルを使うとモデルをなぞってしまうのです。
なぜならそこに3Dモデルがあるから…(わたしは誘惑に勝てません)
イラストや写真のトレースにも言えるのですが、なぞって描くと上手に描けたような気持ちになりますが幻想です。
デッサン人形ならポーズを変えやすいですし、好きな角度から見るのも簡単です。
デッサン人形の写真を撮ってクリスタに取り込んでなぞることもできます…が、なぞって上手に描けたイラストはまぼろしです。(2回目)
形を取る練習にならないので我慢…我慢です…。
形を取ってから答え合わせに使う(自分のクセの分析に使う)のは上達につながりそうですね。
わたしが使っているデッサン人形は可動部分が多いタイプです。
Amazonのベストチョイスかつ評価の高い商品を買いました。
※残念ながら、現在同じものは出品されていません。
デッサン人形を購入するときはレビューを必ずチェックしましょう。
同じような見た目の製品でも、「パーツがすぐに外れる」などマイナス評価が多いものがあるので注意です。
わたしが次に買いたい商品は以下です。
かっこいい!
ドールも良いですよね。かわいい。
頭部は別売なので注意です。
デッサン人形のポーズを変えて、デッサン人形をよく見ながら描くのが基本的な練習方法です。
加えて、デッサン人形をただ動かすのも人体の構造を理解する助けになります。
筋肉を意識できる作りのデッサン人形を使うのがポイントです。
デッサン人形のポーズを変えながら「こんな風に動くのか」と確認したり、色々な角度から見て「こんな風に見えるのか」と確認します。
実際にそのポーズを描かなくても勉強になります。
また、イラストで良く描くポーズや描いているポーズを色々な角度から見るのもおススメです。
模写にはない発見があって楽しいです。
最後に、人体を上手に描く練習を続けるコツを紹介します。
わたしが人体を上手に描く練習で一番苦しいと感じるのは、絵の下手な自分と向き合うのが辛いことです。
わたしは自分をうまくごまかしながら練習を続けています。
具体的には以下の工夫をしています。
かっこいいポーズとか描きたくなるんですけども…
目標の例で言うと、「立っているように見えるように描く」「頭身が多くなりすぎないようにする」などなるべく小さいものを1つ設定します。
小さい目標(1つだけ)がある程度クリアできたらヨシ!とします。
人体を上手に描くために、解剖図の模写とデッサン人形の活用がおススメです。
資料にする解剖図は骨まで描かれている書籍を選ぶと良いです。
図書館で自分用の資料集を作るのも良いですね。
デッサン人形は可動部分が多いタイプがおススメです。
良く見ながら描いたり、色々な角度から見ると勉強になります。
この記事を書くにあたって、自分にとって一番効果のあった練習方法は解剖図の模写だと気付きました。
絵を上手に描けない自分と向き合うのは辛いですが、また解剖図の模写をしてみようと思います。
お互いに頑張りましょう!