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【クリスタ】厚塗りで油彩っぽい絵を描くコツ-おすすめブラシの作り方も紹介

厚塗りで油彩っぽい絵を描くコツ
ちとせ

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デジ絵で油絵が描きたい!

という人におススメのブラシが2つあります。

1.油彩ブラシ
2.油彩とき油ブラシ

1の「油彩ブラシ」はクリスタ標準のブラシ(カスタマイズなし)です。

2の「油彩とき油ブラシ」は油彩ブラシのコピーで簡単に作れます。

ちとせ

後で作り方を説明しますね!

この記事のタイトルイラストも2つのブラシだけで描きました。

この記事のタイトルイラスト
この記事のタイトルイラスト

油絵っぽく見えるでしょうか。

ちとせ

ブラシの使い方などコツがあるので紹介しますね。

今回は、油彩好きの管理人が実際に描いてわかった油彩っぽい絵を描くコツを書きます。

目次

デジ絵で描く油彩…思っていたのと違った

わたしはアナログのお絵描きも油絵が好きです。

クリスタを買うときも、クリスタに油彩のブラシがある!と知ってテンションが上がりました。

ちとせ

デジタルで油絵が描けるなんて最高か!

なぜなら、アナログで油絵を描くにはいろいろハードルが高いのです。

  1. 道具がお高い(キャンバス、絵の具、とき油…etc)
  2. スペースの問題(大きな絵を描くにはそれなりにスペースがいる)
  3. 汚れの問題(グレージングなどしようものなら…)
  4. 臭いの問題(賃貸の場合特に気になる)
  5. 道具がかさばる(引っ越しの荷物になる)

1~5の問題があって、わたしは一人暮らしをするとき実家に油絵の道具を全て置いてきました

ちとせ

社会人になってから油絵を描いていません…。

デジ絵なら1~5の問題が全て解決します。

素晴らしすぎる…のですが、実際にデジタルで描いてみたら

思っていたのと違いました。

「油絵が描ける」ではなく「油絵っぽく描ける」

デジ絵は「油絵が描ける」のではなく、「油絵っぽく描ける」のです。

そんなの当たり前じゃーんと思ったあなたはスゴイ…。

わたしはデジ絵で「油絵が描ける気持ちでいた」ので、アナログ油彩とデジ絵の違いにかなり困惑しました。

ちとせ

わたしがつまづいたポイントは以下です。

・色が思うように混ざらない
・色が作れない
・乾いた絵の具の上に色を重ねる表現ができない
・絵の具の濃淡がつけられない
レイヤー何それおいしいの?

ちとせ

厚塗り難しい…!デジ絵難しい…!!

デジタル油彩への期待が大きかったので絶望したのですが、諦めずに描いているうちに気付きました。

デジ絵は「油絵が描ける」のではなく、「油絵っぽく描ける」んだと。

気付いてからは、油絵っぽく描くためにクリスタのブラシをどう使うか考えるようになりました。

ちとせ

油絵っぽく描く!

おすすめの油彩系ブラシ2つ

わたしがよく使うおすすめのブラシは油彩油彩とき油です。

ちとせ

油彩ブラシで色を塗って、とき油で色をまぜたり伸ばしたりします。

よく使う油彩系ブラシ
よく使う油彩系ブラシ

「油彩」ブラシはクリスタ標準のブラシです。

「油彩とき油」ブラシは油彩ブラシをコピーして絵の具量を0にしただけです。

ちとせ

作り方を図で説明しますね。

油彩とき油ブラシの作り方

まず油彩ブラシを複製します。

油彩ブラシを右クリックしてメニューを表示。

サブツールの複製を選びます。

右クリックメニューからサブツールの複製を選ぶ
右クリックメニューからサブツールの複製を選ぶ

サブツールの複製ウィンドウが開きます。

ブラシの名前を入力してOKをクリック。

ブラシの名前を決めてOKをクリック
ブラシの名前を決めてOKをクリック

油彩ブラシを複製できたら、ツールプロパティの絵の具量を0にします。

ツールプロパティの場所
ツールプロパティの場所

絵の具量を0にしたら完成!です。

色延び(青い四角)の値はお好みで!

ちとせ

わたしは色延びの値を10にしています。

作り方はとっても簡単!

次は使い方を紹介しますね。

おすすめブラシの使い方

基本的な使い方は以下です。

  • 油彩ブラシで色を塗る
  • 油彩とき油ブラシで色を混ぜたり伸ばしたりする

必ず2つのブラシを交互に使うわけではないです。

ちとせ

油彩ブラシで塗るだけの場合もあります。

油彩ブラシの使い方

油彩ブラシ、筆圧で質感が変わるって知ってましたか…?

わたしは知りませんでした。

ちとせ

しばらく使って気づきました…orz

油彩ブラシを使う時のポイントは、「ザラザラさせたいときは筆圧を弱くする」です。

油彩ブラシは筆圧で質感が変わる
油彩ブラシは筆圧で質感が変わる
ちとせ

筆圧が弱い方がキャンバス地の質感が強いですね!

たとえばこの記事のタイトルイラストは、髪の毛の一部など弱い筆圧で描いています。

キャンバス地の質感を出した場所の例
キャンバス地の質感を出した場所の例

油彩とき油ブラシの使い方

油彩とき油ブラシは油彩ブラシで塗った色を混ぜたり伸ばすのに使います。

油彩ブラシは色を重ねても色がほぼ混ざらないのですよね。

ちとせ

はじめて使ったとき混ざらないの!?と思いました。

アナログ油彩では、パレットで色をまぜて作ったり、キャンバス上で色の混ざり具合を見ながら描いたりします。

もちろん乾いた絵の具の上から絵の具をのせることもありますが、混色が全くできないのは不便です…。

油彩とき油ブラシの使い方
油彩とき油ブラシの使い方
ちとせ

油彩とき油ブラシで快適に!

油彩とき油ブラシは、基本的に油彩ブラシで色を塗った上で使います。

図の例のように、油彩ブラシで青と黄色を塗って、色の境目に油彩とき油ブラシを使う感じです。

たとえばこの記事のタイトルイラストは、肌の微妙な色の変化などに油彩とき油ブラシを使っています。

肌はほぼ油彩とき油ブラシで仕上げた
肌はほぼ油彩とき油ブラシで仕上げた

色を混ぜながら描くのが楽しい!

ちとせ

ところどころ油彩ブラシで絵の具感を出しています。

色混ぜツールじゃだめなの?

クリスタには「色混ぜ」ツールがあります。

色混ぜツール
色混ぜツール

色混ぜ、ぼかし、指先の3つのツールがあります。

わたしも使ってみたのですが、どれものっぺりし過ぎてしまう印象でした。

各ツールの比較
各ツールの比較

油彩とき油ブラシはベースが油彩ブラシなので、ブラシにキャンバス地のテクスチャが入っています。

ほどよくザラついてくれるので、色混ぜツールよりも油絵っぽくなります。

ちとせ

ザラザラ感が出るのがポイントです!

とにかくペタペタ塗る

「油彩っぽい絵を描く」最後のコツです。

レイヤーを分けずにとにかくペタペタ塗る。

いい感じの色や質感になるまでとにかくペタペタ塗ります。

アナログ絵に近い作業ですね。

ちとせ

厚塗りの楽しいところではないかと!

クリスタなら気軽に油彩っぽい絵を楽しめる

厚塗りで油彩っぽい絵を描くコツは以上です。

ちょっとした工夫で油絵好きな管理人も楽しくお絵描きできています。

油彩好きさんはぜひ試してみてください!

ちとせ

油彩、いいですよね!

水彩のカスタムブラシも作りました。

考え方はこの記事と同じですがよろしければこちらもどうぞ。

ちなみに先日のブログでなるべく全身を描くようにしていると言ったにもかかわらず今回顔だけのイラストという…。

ちとせ

自分に甘い管理人ですが、温かく見守ってください。

ではまた!

ちとせ

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