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【クリスタ】厚塗りで油彩っぽい絵を描くコツ-おすすめブラシの作り方も紹介

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厚塗りで油彩っぽい絵を描くコツ

デジ絵で油絵が描きたい!という人におススメのブラシが2つあります。

  • 油彩ブラシ
  • 油彩とき油ブラシ

①の「油彩ブラシ」はクリスタ標準のブラシ(カスタマイズなし)です。

②の「油彩とき油ブラシ」は油彩ブラシのコピーで簡単に作れます

この記事のタイトルイラストも2つのブラシを使って描きました。

この記事のタイトルイラスト
この記事のタイトルイラスト
ちとせ

油絵っぽく見えるでしょうか。

今回は、油彩好きの管理人が

実際に描いて分かった「油彩っぽい絵を描くコツ」を紹介します。

目次

デジ絵で描く油彩…思っていたのと違った

ちとせ

わたしの失敗談です。ブラシの作り方が早く知りたい!人は、「おすすめの油彩系ブラシ2つ」まで飛んでください。

わたしはアナログのお絵描きも油彩が好きです。

クリスタを買うときも、デジ絵で油彩が描けるなんて最高か!と思いました。

しかし実際にクリスタを使ってみたら、

思っていたのと違いました。

ちとせ

嘘でしょ…?

「油絵が描ける」ではなく「油絵っぽく描ける」

デジ絵は「油絵が描ける」のではなく、「油絵っぽく描ける」のです。

「そんなの当たり前じゃーん」と思ったあなたはスゴイ…。

わたしはデジ絵で「油絵が描ける気持ちでいた」ので、

アナログとデジタルの違いにかなり困惑しました。

ちとせ

わたしがつまづいたポイントは以下です。

  • 色が思うように混ざらない(Ver2.0で改善)
  • 色が作れない
  • 乾いた絵の具の上に色を重ねる表現ができない
  • 絵の具の濃淡がつけられない(設定で改善)
  • レイヤー何それおいしいの?
ちとせ

デジ絵難しい…!!

デジタル油彩への期待が大きかったぶん、

控えめに言って絶望しました。

しかし諦めずに描いた結果、気付きました。

デジ絵は「油絵が描ける」のではなく、「油絵っぽく描ける」のだと。

ちとせ

クリスタのブラシをどう使うか考えるようになりました。

おすすめの油彩系ブラシ2つ

わたしがよく使うブラシは「油彩」と「油彩とき油」です。

よく使う油彩系ブラシ
よく使う油彩系ブラシ

「油彩」ブラシはクリスタ標準のブラシです。

「油彩とき油」ブラシは油彩ブラシの絵の具量を0にしたブラシです。

ちとせ

作り方を図で説明しますね。

油彩とき油ブラシの作り方

まず、油彩ブラシを複製します。

油彩ブラシを右クリックしてメニューを表示。

サブツールの複製を選びます。

サブツールの複製を選ぶ
サブツールの複製を選ぶ

サブツールの複製ウィンドウがポップします。

ブラシの名前を入力してOKをクリック

ブラシの名前を決めてOKをクリック
ブラシの名前を決めてOKをクリック

油彩ブラシを複製できたら、絵の具量を0にします。

絵の具量の設定場所
絵の具量の設定場所

絵の具量(赤い四角)を0にしたら完成です!

にい

簡単に作れた!

ちとせ

色延び(青い四角)の値はお好みで。わたしは色延びの値を10にしています。

次は使い方を紹介します。

おすすめブラシの使い方

基本的な使い方は以下です。

・油彩ブラシで色を塗る
・油彩とき油ブラシで色を混ぜたり伸ばす

必ず2つのブラシを交互に使うわけではないです。

必要に応じて2つのブラシを使い分けます。

にい

油彩ブラシだけで塗る場合もあるんだね。

油彩ブラシの使い方

クリスタのブラシは、筆圧で質感が変わるって知っていましたか?

ちとせ

わたしは知りませんでした…orz

油彩ブラシも筆圧で質感が変わります

油彩ブラシを使う時のポイントは、

「ザラザラさせたいときは筆圧を弱くする」です。

筆圧で質感が変わる
筆圧で質感が変わる
にい

筆圧が弱い方がキャンバス地の質感が強いね!

たとえばこの記事のタイトルイラストは、髪の毛の一部など弱い筆圧で描いています

キャンバス地の質感を出した場所の例
キャンバス地の質感を出した場所の例
ちとせ

「ザラっと感」がないとアクリルっぽくなります。

油彩とき油ブラシの使い方

油彩とき油ブラシは、油彩ブラシで塗った色を混ぜたり伸ばすときに使います。

油彩ブラシは色を重ねても色がほぼ混ざらないので、

キャンバス上で色を混ぜて微妙な色を作ったり、

とき油多めの透明色の絵の具でじわっと色味を追加する…といった、

アナログ油彩の表現ができません

ちとせ

はじめて使ったとき、混ざらないの!?と思いました。

アナログ油彩では、パレットで色をまぜたり、キャンバスの上で色の混ざり具合を見ながら描きますよね。

乾いた絵の具の上から絵の具をのせることもありますが、

混色ができないのはやっぱり不便です。

ちとせ

油彩とき油ブラシを使ってごまかします。

油彩とき油ブラシの使い方
油彩とき油ブラシの使い方

油彩とき油ブラシは、油彩ブラシで色を塗ってから使います。

上の図の例のように、油彩ブラシで青と黄色を塗って、

色の境目に油彩とき油ブラシを使います

たとえばこの記事のタイトルイラストは、

肌の微妙な色の変化などに油彩とき油ブラシを使っています

肌はほぼ油彩とき油ブラシで仕上げた
肌はほぼ油彩とき油ブラシで仕上げた
ちとせ

ところどころ、油彩ブラシでザラっと感を追加するとなお良いです。

色混ぜツールじゃだめなの?

クリスタには「色混ぜ」ツールもあります。

色混ぜ、ぼかし、指先の3つのツールがあります。

色混ぜツール
色混ぜツール

しかしどれものっぺりし過ぎてしまう印象です。

各ツールの比較
各ツールの比較
ちとせ

ザラっと感がない…。

油彩とき油ブラシは(ベースが油彩ブラシなので)ブラシにキャンバス地の質感が入っています

ほどよくザラついてくれるので、色混ぜツールよりも油絵っぽくなります。

ちとせ

ブラシの質感がポイントです。

とにかくペタペタ塗る

「油彩っぽい絵を描く」最後のコツです。

レイヤーを分けずにとにかくペタペタ塗る。

いい感じの色や質感になるまでとにかくペタペタ塗ります。

にい

そんな事がコツなの!?

ちとせ

ガチで一番大事なコツ。

アナログ絵に近い作業ですね。

わたしは油彩ブラシだけでは「かなり大味な油彩っぽい絵」しか描けませんでした。

カスタムブラシも使って

とにかくペタペタ塗ることで、イメージに近い「油彩っぽい絵」になります。

ちとせ

油彩好きさんの参考になったら嬉しいです。

管理人が塗りの苦手を克服した記事はこちら。

参考になったら嬉しいです。

ではまた!

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ちとせ

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