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線画の色を変えるとイラストが上手に見えます。
わたしは線を描くのが苦手なので、イラストの線を黒にしないようにしています。
線が黒いと線の汚さも目立ってしまうんですよね…。
例えばこのブログのトップページのイラストは、以下の工夫をしています。
クリスタをどう使ったのか書いて行きますね。
この記事を読むと以下のような線画の色変更ができるようになります。
ベクターレイヤーの線画の色を変える方法だけ知りたい!人は下の記事をどうぞ!
わたしは毎日クリスタで絵を描いています。
クリスタを使って身に付いた工夫やコツを紹介します。
線画の色を変えるコツその1は、選択ツールを使うことです。
選択ツールを使うと、
というメリットがあります。
わたしはイメージ通りの線の色になるまで何度も色を変えます。
選択ツールは色の変更がすぐにできるので快適です。
線画のレイヤーには線だけ描かれています。線以外の部分は透明です。
レイヤーパレットは画面右下にあります。
カラーパレットは画面左下にあります。
選択範囲メニューは画面左の縦長のメニューバーの中にあります
基本的に長方形選択を使っています。
複雑な形を選択するときに選択ペンを使います。
失敗したときは「選択をやり直す」をクリックしてください。
「選択をやり直す」は選択範囲の点線の下のメニューの一番左にあります。
選択範囲内の線の色が、描画色に変わりました!
イメージ通りの色が見つかるまで、STEP2とSTEP6を繰り返します。
STEP7の色の変更が簡単なので、いつもこのやり方で色を変えています。
「線の色を描画色に変える」機能は、線に柔らかく色を着けることはできません。
選択ツールを使うと選択範囲ごとに違う色にできますが、色のさかい目がはっきりしてしまいます。
もっとイラストの雰囲気を出したいな…
線に色を溶け込ませたり、きれいなグラデーションにしてイラストの雰囲気を出したいですよね。
別の方法でできるので紹介します。
線画の色を変えるコツその2は、機能を使い分けることです。
線画に柔らかく色を着けるとき、わたしは2つの機能を使い分けています。
レイヤーの種類によって使い分けます。
クリスタには2種類のレイヤーがあります。
ラスターレイヤー
ベクターレイヤー
透明ピクセルをロックすると、線画にブラシで色を塗ることができます。
線に色を塗る感覚で使えるので使いやすいです。
イラストに雰囲気がぐっと出ます!
1つ注意点があって、この機能はベクターレイヤーでは使えません。
わたしは線画をベクターレイヤーで描いているので、とても困りました。
ベクターレイヤーの線画の色を柔らかく変えることはできないのか?
できました。
下のレイヤーでクリッピングすることで解決します。
具体的には、ベクターレイヤーの上にラスターレイヤーを作って、下のレイヤーでクリッピングします。
ラスターレイヤーに色を塗ると線画の色が変わります。
文字だと分かりにくいので、あとで画像を使って解説しますね。
レイヤーをベクターからラスターに変換する方法もあります。
レイヤーを変換してから透明ピクセルロックを使います。
それぞれの手順を紹介していきますね。
ここからの手順は、レイヤーの種類に気を付けて読んで下さい。
線画のレイヤーには線だけ描かれています。線以外の部分は透明です。
レイヤーパレットは画面右下にあります。
透明ピクセルをロックすると、レイヤーに透明ピクセルロックのアイコンが付きます。
今回はエアブラシの「柔らか」を選びました。
線をはみ出してブラシを動かしても、線だけに色が付きます。
エアブラシで柔らかく色を着けることができました。
描画色を変えながら塗ってグラデーションにしました。
線画のレイヤーには線だけ描かれています。線以外の部分は透明です。
レイヤーパレットは画面右下にあります。
線画のレイヤーの上にラスターレイヤーを追加します。
クリッピングするとレイヤーの横に目印がつきます。
透明ピクセルロックの以下の手順と同じです。
STEP3「ブラシを選ぶ」
STEP4「色を塗る」
を参照してください。
線をはみ出してブラシを動かしても、線だけに色が付きます。
クリスタの機能で簡単にできます。
レイヤーを変換するときに元のレイヤーを残すのがポイントです。
ベクターレイヤーを残しておくと線の修正が簡単です。
レイヤーパレットは画面右下にあります。
STEP1で選んだレイヤーを右クリックしてメニューを表示します。
元のレイヤーを残すのチェックを忘れずに!
追加されたレイヤーにベクターのマークがないことを確認しましょう。
変換前のレイヤーにはベクターのマークが付いていて、追加したレイヤーにはマークがないので成功です。
変更前のベクターレイヤーは非表示にしておきます。
変換したラスターレイヤーで透明ピクセルをロックします。
手順は「透明ピクセルをロックして線画の色を変える」を参照してください。
わたしは線画の色を決めるときにスポイトツールをよく使います。
イラストの色と線画の色が違いすぎると線が浮いてしまうからです。
例えば参考画像の男性の髪の線の色は、スポイトツールを使って決めました。
スポイトツールで色を抽出して、カラーサークルを調整しました。
「表示色を取得」が使いやすいです。
カラーパレットは画面左下にあります。
ポインタを上下に移動すると明るさが変わります。
左右に移動すると鮮やかさが変わります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。クリスタで線画の色を変えるコツは以上です。
線画の色を変えてイラストの雰囲気をもっと素敵にしましょう。
ぜひ試してみてください!
線画を描くときによく使う機能を別の記事にまとめています。