あまり悩まない人が教える「悩まなくなった秘密」-悩んでいる自分の分析結果
悩まない人になりたい!
…と思っているあなたへ。
あまり悩まない管理人の経験談を書きます。
タイトルに「悩まなくなった秘密」と書いた通り、
わたしがあまり悩まなくなるほど衝撃的な気づきをした話です。
「悩みの中にいて辛い」「悩みを解決する方法を探している」人は悩みの対処法の記事の方が参考になると思います。
悩みはあるけど辛くはない!人はこのまま読み進めてください。
それでは始めていきます。
悩んでいる自分を分析して分かった「悩んでいる自分の心理」
わたしは小学校高学年から20歳近くまで親について真剣に悩んだ経験があります。
だいたい10年ほどですね。
長期間悩む中で悩みの対処法が決まり、あまり悩まない人になりました。
わたしが悩まなくなったのは悩みの対処法の力が大きいのですが、
悩み続けて気づいた「悩んでいる自分の心理」があります。
それは…
悩んでる自分かわいい。
です。
男性なら、ため息をつく自分カッコイイというところでしょうか。
うわぁ…(引くわ)
…と思った人はこのまま読み進めてください。
悩んでいるときに「自分かわいい(カッコイイ)と思っているのでは!?」と思うと、
悩みにはまりにくくなります。
わたしの恥ずかしいエピソードを反面教師にしてもらえたら嬉しいです。
ちなみに、この記事を書いている今も恥ずかしいです。
わたしがあまり悩まなくなった秘密:悩んでいる自分の心理に気付いて赤面した
悩むことで人の気を引きたい
あくまでも自分の分析結果ですが、
わたしは悩むことで人の気を引きたい気持ちがありました。
正直わたしは友達に悩みを話しても「解決しないのが分かっている」のに相談していました。
悩みがあって辛いのは本当ですし、悩みを解決したい気持ちも本当です。
しかし冷静に考えると、大人に関する悩みを小学生の友達が解決できると思えませんし、中高生もしかりです。
それなのに友達に「頻繁に」話していました。
悩みの辛さを和らげる方法が思いつかなかった、誰かに話さないと辛かったという理由もあります。
しかし正直に告白すると、さほど辛くないときも話していたのです。
当時の自分を深掘りすると、同情してもらったり優しくされるのが心地よいので味をしめていたと言わざるを得ません。
悩むそぶりで手軽に人の気を引きたいと思っていたんです。
悩んでいたのは本当ですが、解決しないと分かっているのに繰り返し話す時点で自分は確信犯だったと思います。
自分のこの心理に気付いてからは
「また人の気を引きたいだけなんじゃないの?」と思うことにしています。
そう思うと恥ずかしくなって、演技ぶらずに相談できます。
人に相談する回数も減りました。
恥ずかしい話ですが、あまり悩まなくなった今も自己解決した悩みを人に話すことがあります。
「悩みについて人の意見も聞きたい」という気持ちもありますが、
8割くらいは「人から優しくされたい」からです。
お恥ずかしい…。
わたしがあまり悩まなくなった秘密:「人の気を引きたいだけではないか」と自分に確認するクセをつけた
自分かわいそう…に酔っていた
個人的に「気づいて一番キツかった(恥ずかしかった)心理」が以下です。
正直、自分かわいそう…に酔っていました。
うわぁ…(引くわ)
…と思いますよね。わたしもそう思います。
気分は悲劇のヒロインです。
わたしは悩みの対処法が分かるまで、悩みながらよく泣いていました。
- なぜ自分ばかり毎日嫌な思いをしないといけないのか。
- 話しても分かってくれないのはなぜなのか。
- 泣いても怒っても相手は変わらなくて悲しい。
「辛くて悲しくて泣く」のは仕方ないと今も思います。
しかし、「悩みながら泣いている自分」を振り返ると
謎の心地よさがあるのです。
この心地よさは何なのか、深掘りして気付きました。
わたしは自分かわいそう…に酔っていました。
「自分かわいそう」と思って泣くのが気持ちよかったんです。
その場に人がいれば同情を引いて優しくしくされる可能性も高いです。
当時の自分は悩みを解決したいというより泣いている自分に酔いたかったと言わざるを得ません。
そうでもしないとやってられなかったという事情もあるにはあります。
しかし、それ以上に、悩みに依存していたと思います。
わたしはそんな自分をだいぶ恥ずかしいと感じました。
わたしの何が問題だったのか(恥ずかしいポイントは何か)というと、
「自分かわいそう…」を周囲にばらまいて他人の優しさをむさぼっていたところです。
恥ずかしさに気付いてから感情に浸りすぎなくなりました。
どっぷり浸る前に恥ずかしくなります。
今でも辛いことは辛いですし、悲しいことは悲しいです。
人に癒してもらうのも時には必要で、ありがたいことです。
しかし感情にどっぷり浸かる心地よさにはまると前に進めなくなるので
悲劇のヒロイン化する前に「また自分かわいそう…に酔いたくなってるのか」と思うようにしています。
感情を引きずりすぎなくなりました。
わたしがあまり悩まなくなった秘密:「自分かわいそう…」に酔っている自分を自覚した
悩んでいる自分かわいい
ここまで書いたことを一言で表現すると、「悩んでいる自分かわいい」です。
当時は真剣に悩んで、真剣に相談していたのですが、
悩みの中にいる自分に謎の満足感があったのも事実です。
- 悩みこそアイデンティティ
- 悩みこそ個性
- 悩みと自分は切り離せないもの
…くらいに思っていたと思います。
当時の自分を客観視すると、
「真剣に悩んでいる、真剣に相談している」といくら言っても、
悩みの中で他人の優しさをむさぼりながら同じところで足踏みしているように見えます。
「悩んでる自分が好き、悩んでる自分かわいいと思ってるように見える」のです。
気付いたときはお布団を転げまわるほど恥ずかしかったです。
当時の自分を振り返ると「本当に仕方ない奴だなあ」と苦笑いしてしまいます。
「成長したなあ」とも思います。
わたしがあまり悩まないポイントでもあるのですが、
自分を恥じたり、仕方ない奴だと思っても「自分はダメだ」とは思っていません。
どうしようもない過去があって、今の自分があるからです。
そんな自分と付き合いながらこれからも成長していきたいと思います。
わたしがあまり悩まなくなった秘密:悩んでいる自分を客観視して強烈に恥じた
あとがき
わたしが悩みの中にいた当時、相談に乗ってくれた友人や周囲の方々には感謝しかありません。
紆余曲折しましたが、おかげ様で幸せにくらしています。
本当にありがとう。