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この記事はこんな人におすすめです。
・何か良い映画ないかな?と思っている。
・映画がたくさんありすぎて何を観たらいいか分からない。
・最近観た映画がどれもハズレだった。
・深い感動を味わいたい。
・ショーシャンクの空にっていいよね。
最後だけおかしくない?
「ショーシャンクの空に」が大好きな人にも、「めっちゃ良かった」という気持ちを伝えたい管理人です。
そんなに良かったの?
思わず記事を書きたくなるほど良かった。
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「ショーシャンクの空に」をご存じでしょうか。
おそらく知らない人の方が少ない、映画史上最も愛される作品と言われる不朽の名作です。
制作年:1994年
監督:フランク・ダラボン
主演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン
「観たことはないけど名前は聞いたことあるかな」という人も多いのでは。
わたしも名前は知っているけど内容は知らない人でした。
Amazonプライムビデオで「今日は何を観ようかな~」と物色していたとき、「見放題が終了間近の映画」のリストの中に「ショーシャンクの空に」を見つけました。
有名だし、見放題だし、観てみるか!
という軽い気持ちで視聴したのですがとんでもなく良かったです。
この記事ではネタバレを極力避ける形で管理人の感想を書きます。
あくまで個人の感想です!
人のこころは何でできているのでしょうか。
日常生活であらためて真剣に考えることはほぼないのではないでしょうか。
わたしもありません。
また、考え方は人それぞれで、自由です。
人のこころについても人それぞれ自由な考え方があると思います。
「ショーシャンクの空に」の中には「人のこころは何でできているのか」の考え方の1つがありました。
主人公のアンディー・デュフレーンは若くして大銀行の副頭取のエリートです。
映画の冒頭で、アンディーは「妻と浮気相手を殺害した容疑」で刑務所に入ります。
その後物語では刑務所という閉鎖され、自由を奪われたた空間の人間が生々しく描かれます。
アンディーが他の入所者から受ける理不尽な暴力、仲間との友情、刑務所職員の横暴など。
映画の中で描かれる人間模様は刑務所という特殊な環境が生み出す特殊な出来事とは言い切れないと感じました。
学校や会社、家庭なども外から遮断された塀の中にいるようなものと置き換えられます。
塀の中は外の世界からの攻撃に対して安全ですが、何かの理不尽が横行することもあります。
・塀の中に長い期間いると、外でどう生活していいか分からない。
・塀の中の評価や人間関係は外の世界では通用しないと分かっている。
・塀の外に出ても外の世界になじめず、多少の理不尽があっても慣れ親しんだ環境に戻りたいとすら思う。
この心理は社会に出たくない、家を出たくないと思っていた学生から新社会人のころの自分の心理そのものでした。
社会に出てだいぶたった今は「自立って何て素晴らしいんだろう!」と思っています。
作品の時代背景は1940年~70年代のアメリカです。
当然スマホやSNSなどない時代です。
加えて刑務所という、「普通の生活の要素が減らされた環境」で「生の人間」が浮き彫りになっていると感じました。
わたしの好きな本のひとつに、
「それでも人生にイエスと言う」という本があります。
作者はヴィクトール・エミール・フランクルです。「夜と霧」が有名ですね。
強制収容所の中での想像を絶する体験と、極限の環境でも人が人として生きるために何が必要だと思ったのか、作者は「むき出しの人間」から何を学んだのかが書かれています。
収容所から解放された翌年に行った講演をまとめた本なので、他の哲学書と比べて簡単な文章で読みやすいです。
語り口が古いので、少し読みにくいと感じるかもしれませんが、人生に虚無を感じている人はパラパラ見てみると良いかもしれません。
「ショーシャンクの空に」を観てヴィクトール・エミール・フランクルの本を思い出しました。
どちらも閉鎖された空間で描かれる人間ドラマと、「こころは何でできているのか」の考え方の1つが描かれていると思います。
「ショーシャンクの空に」の中で1番印象に残ったセリフがあります。
主人公のアンディー・デュフレーンのセリフです。
「人のこころは石でできているわけじゃない。」
では、何でできているのでしょうか。
ぜひ「ショーシャンクの空に」を観て作品が視聴者に伝える答えを感じてみてください。
「ショーシャンクの空に」は、ストーリーにどんどん引き込まれるのも魅力のひとつだと思います。
最初から最後まで一気に観てしまいました。
わたしは最近、映画を最初から最後まで1回で観ることが少ないです。
よくAmazonプライムビデオで映画を観るのですが、いつも半分くらい観たら飽きてしまって続きは後で観ています。
「ショーシャンクの空に」は冒頭から、「本当に主人公は妻と浮気相手を殺したのか?」という謎があり、視聴者は謎をかかえたまま物語の展開を追います。
物語は主人公の罪の謎解きがメインではないので、謎がずっとひっかかっている感じです。
物語はもう一人の主人公レッドの視点で淡々と語られますが、起こる出来事は衝撃的で、淡々とした語り口との対比で「次は何が起きるんだろう」と物語に引き込まれます。
記事を書くために映画を見返したら伏線もあって、すごい…と思っていたら原作の小説がありました。
「ショーシャンクの空に」の原作はスティーヴン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」です。
原題「Rita Hayworth and Shawshank Redemption」
「Different Seasons」に収録
スティーヴン・キングは「ホラーの帝王」の異名で有名ですね。
「刑務所のリタ・ヘイワース」は非ホラー作品です。
スティーヴン・キングの非ホラー作品は「ショーシャンクの空に」以外にも映画化されています。
「スタンド・バイ・ミー」や「グリーンマイル」の原作もスティーヴン・キングの小説とは知りませんでした。
最後まで飽きさせないストーリーの面白さ。
さすがはアメリカを代表する作家の一人です。
ちなみに映画と小説ではディティールが異なるようです。
原作の小説を買ったので、違いを楽しみたいと思います!
kindle書籍で購入可能な原作(英語版)は四季にあわせて4作収録されています。
1作目は「春」として映画「ショーシャンクの空に」の原作、2作目は「夏」として映画「ゴールデンボーイ」の原作、3作目に「秋」として映画「スタンド・バイ・ミー」の原作が収録されていました。
「冬」の小説は映画化されていないようです。
和訳版は春夏編と秋冬編に分かれています。
「ショーシャンクの空に」の原作が収録されているのは春夏編(ゴールデンボーイ-恐怖の四季 春夏編)です。
和訳版はkindleにはありませんでした。(2022年5月18日時点)
わたしは「ショーシャンクの空に」を観終わった後、静かな感動がありました。
号泣するような「泣ける映画」ではないですが、不朽の名作の評判通りの映画でした。わたしも今後、人におすすめしたいと思います。
「ショーシャンクの空に」はAmazonプライムビデオでも視聴可能です。
プライム会員は無料(2022年5月18日時点)です。
プライム会員ではない場合、レンタルは299円、購入は高画質2,000円、標準画質1,528円です。
購入してずっと見たい!場合、ブルーレイの方が安いです。(2022年5月18日時点)
良い映画に出会えて良かった…。
お絵描きの上達にはいろいろな作品に触れるのも大切!ということで、今後も映画など観つつのんびり上達を目指したいと思います。
お互いに頑張りましょう!
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