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ヘチ-王座への道【感想】展開が速くて連続視聴してしまう韓国時代劇ドラマ

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ヘチ-王座への道【感想】展開が速くて連続視聴してしまう韓国時代劇ドラマ

やっと夏休みに入りました。ちとせです。

ちとせ

長期休暇は長編ドラマを観る!のが楽しみの1つです。

ヘチ 王座への道」が面白い!ので紹介しますね。

ちとせ

「トンイ」「太陽を抱く月」「イ・サン」が好きな人は必見のドラマです。

にい

なんで?

ちとせ

「ヘチ」の脚本家のキム・イヨンは「トンイ」と「イ・サン」の脚本家なの。さらに、ヘチの主人公がトンイの息子でイ・サンの祖父の英祖!

にい

ワカラナイ…。

ちとせ

英祖は民のための政治を行った名君で、勉強が大好きで、息子を米びつにとじこめて餓死させたエピソードのある韓国時代劇好きにおなじみの王様だよ。

にい

さらっと途中に怖いこと書いてますけど!?

ちとせ

エグいよね。

正直、第1話はシーンの切り替わりが速くて「ついていけないかも?」と思いましたが、

2話目3話目を見たら続きが気になって仕方ない!

今回もネタバレを極力控えつつ、ヘチの魅力を語りたいと思います。

ヘチ 王座への道(字幕版)(Amazonプライムビデオ)

目次

「ヘチ」とは

ドラマのタイトルになっている「ヘチ」とは、

「善悪を裁く伝説上の生き物」であり、「司憲部(サホンブ)のあだ名」です。

司憲部(サホンブ)とはドラマで描かれる時代の司法機関です。

にい

司法機関のあだ名が「善悪を裁く生き物」ってかっこいいね!?

ちとせ

「伝説上の生き物」の名前ってところもニクいよね。

ドラマで描かれる時代は身分制度の厳しい時代です。

身分や権力によっては善悪のみで裁くことが難しかったと想像できます。

司憲部(サホンブ)のあだ名の「ヘチ」は、

「身分や権力にとらわれず善悪を裁く機関である」とも、

「身分や権力にとらわれず善悪を裁く機関など存在しない(伝説上の生き物)」とも、受け取れます。

にい

「本物のヘチ」はいないのか…?

ちとせ

「本物のヘチ」を目指す登場人物達がアツいのよ。

魅力的な登場人物

「ヘチ」は登場人物も魅力的です。

主人公のイ・グム(英祖)はお母さんの身分が低い王子です。

王様の次男にもかかわらず、お母さんの身分の低さを理由に冷遇されています。

ドラマの冒頭では王位継承など諦めて争いにも我関せず。

遊び惚けている遊び人…なのですが、

実はとても賢く、優秀です。

ちとせ

優秀だからこそ周りが見えすぎていろいろと諦めたり、自分の能力を活かせない葛藤から遊び人になるキャラクターは、個人的に大好物です。

言わば「こじらせ王子」なのですが、人との出会いによって変わっていきます。

主人公を変えた登場人物

「ヘチ」のイ・グムは、人との出会いで王の資質が開花します。

仲間との出会いしかり、悪役との出会いしかりです。

ちとせ

影響を与えるのが良い奴ばかりではないところも、ドラマを推せるポイントです。

パク・ムンス

パク・ムンス(以下ムンスと書きます)は、名家の子息です。

主人公のイ・グムは「科挙」という、「役人になるための試験」の会場でムンスと出会います。

ちとせ

わたしのムンスの第一印象は「いい奴」、その後の印象も「いい奴」です。

ムンスは科挙の試験に何度も(2桁不合格)落ちているので、

「勉強は苦手なアホの子」の印象がありますが、

人なつこく、明るく、単純で、正義感があり、名家だからと偉ぶらない「いい奴」です。

にい

ちょいちょいけなしてない?

ちとせ

褒めてます!

主人公のイ・グムは、

「まわりに味方はだれもいない。孤独であるのが当たり前…。」という状況でムンスに出会うのですが、

ムンスの人なつこさと単純さによって徐々に変化が…。

ちとせ

ムンスの「いい奴」オーラで変わっていく主人公が面白いです。

ちなみにムンスは司憲部(サホンブ)に入って本物のヘチになろうとする熱い男です。

個人的にはとにかくムンスがかわいいです。

ちとせ

ワンコ属性最高。

にい

「ちなみに」の紹介が一番大事なんじゃ…。

ちとせ

当ブログは「自由にやらせていただく」がモットーです。

にい

自由が過ぎる…。

ヨジ

ヨジは司憲部(サホンブ)の監察補佐官です。

女性ながら周囲に「男の中の男」と呼ばれる超人。

司憲部(サホンブ)で武術の腕も捜査の腕も1番です。

偽装や潜入術にも優れていて他国(清と倭)の言葉も堪能。

にい

すごすぎない!?

ちとせ

見た目も素敵で、「変なサバサバ女」じゃないところも好感度高いのよ。

ヨジの俳優は「花朗」のヒロインを演じたコ・アラです。

個人的には「花朗」のヒロインより「ヘチ」のヨジの演技の方が圧倒的に好きです。

とにかく「ヨジ強い、かわいい、かっこいい」。

戦闘シーンも違和感なくカッコよく撮影されていますし、

たまに見せる「女装」も素敵です。

主人公とヨジのからみもニヤニヤしてしまいます。

ちとせ

メインキャラの女性の好感度が高いと、ドラマの視聴がはかどります。

イ・タン

イ・タンは王族の1人で現王のひ孫にあたる王子です。

ちとせ

現王の息子ではないですが、王位継承候補の1人です。

現王には3人の息子(主人公は次男)がいて、

長男に子供ができないと分かり、

王族かつ、適齢かつ、母親の身分も高いイ・タン

政治派閥の1つに王位継承者としてかつがれています。

「ヘチ」で描かれるイ・タンを一言で表すと

狂気の王子です。

王座を狙う強欲さを持ち、傲慢で冷酷非道な悪役です。

主人公とも対立して少なからず影響を与えます。

1話から「見事に悪役」なのですが、

個人的に好きなのは第二形態とも言える10話の狂気の仕上がりっぷりです。

ちとせ

かかわるのはごめんですが、良い狂い方だと思います。

回を重ねるごとに登場人物の魅力を増して飽きさせない脚本は、さすがとしか言えません。

ミン・ジノン

ミン・ジノンは老論派という政治派閥の重鎮です。

主人公に1番影響を与えたと言っても過言ではない人物です。

ミン・ジノンを一言で表現すると「老獪」(ろうかい)です。

老獪:経験豊富で、悪賢いこと。

国にも重用されており、左議政(チャイジョン)のポストに就いています。

左議政の階級は正一品です。

正一品はドラマで描かれる時代の役職階級のトップにあたります。

主人公は、ミン・ジノン率いる老論派と対立しており、

ミン・ジノンは主人公にとって一筋縄ではいかない強敵

しかしドラマの要所要所で主人公の成長を促すのがミン・ジノンです。

ちとせ

ぜひ注目して観てください。

わたしはヘチを全話視聴して、ミン・ジノンの描き方が素晴らしいと感じました。

管理人が好きな登場人物

ちなみに管理人が好きな登場人物は「ユン様」です。

同担歓迎の同士とは朝まで語れる自信があります。

ちとせ

控えめに言って結婚したい。

メインキャラではないので、誰のことか分からない人は探してみてください(多分すぐ見つかります)。

見た目と性格のバランスが最高なのです。

ちとせ

「はい好き」と思ったのは9話です。

同士とは朝まで語れる自信が(以下略)

次点は王様の三男のフォンです。

ちとせ

フォン好きさんは必ず14話まで観ましょう。

展開が速くてマンネリも感じず飽きない

「ヘチ」は、続きが気になってつい連続視聴してしまうドラマです。

ちとせ

展開が速くて、マンネリを感じません。

例えば、管理人の大好きなドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」

・主人公がだいたいトラブルに巻き込まれる
・トラブルに巻き込まれない方が珍しい
・トラブルの内容が若干マンネリ
・主人公の困り顔で次回に続く様式美がある(だがそこが良い)

のですが、

「ヘチ」は話の引き延ばしなどほぼ感じません。

トラブルの内容もストーリーの進度とからんでいて、繰り返しのマンネリも感じないです。

つまり飽きない。

全24話(1話あたり60分)という「良い感じの長さ」も素敵です。

ちとせ

16話くらいから過去のシーンのカットが多くて、「手抜きかな?」と思う回がちらほらありますが、そこを越えるとラストまで面白い!です。

ユン様に会いたくなったら再視聴したいと思います!

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ではまた!

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ちとせ

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