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この記事はこんな疑問を持っている人向けです。
わたしはCLIP STUDIO PAINT PROで漫画を描いています。
2022年のGWはGW企画としてブログに漫画を毎日アップしました。
無事に完走しましたがキツかったです。
「顔だけ漫画」ばかり描いているのにキツかったの?
わたしは描くのが遅いからね…。
描くのが遅い管理人でも企画を完走できたのはクリスタのお陰です。
クリスタのメリットをあらためて実感しました。
まずはクリスタで漫画を描くメリットデメリットから書きますね。
ちなみに顔だけ漫画とは
・背景を素材やトーンでごまかしている
・ほぼバストアップしか描いていない
漫画です。
素人漫画あるあるだね…。
お恥ずかしい。
クリスタで1週間漫画を描いて感じた
クリスタで漫画を描くメリットデメリットは以下です。
メリット
デメリット
メリットから詳しく書きます。
特に良かった!と思うメリットは見出しの文字を赤にしますね。
トーン貼りが楽しいのは個人的に1番のメリットです。
クリスタはトーンが貼り放題で、トーンを貼るのも削るのも簡単。
わたしは学生時代にアナログで漫画を描いていました。
学生時代、特にトーンは「買いたいけど買わない」ことが多かったです。
この柄のトーンかわいい!
この薄さのグラデトーンも欲しいな…
と思っても結局よく使うトーンを優先して買うのは学生あるあるです。
トーンもたくさん買うとお高いので。
クリスタならデフォルトで使えるトーンがたくさんあり、無限に使えます。
トーンがなくなったら買う必要がないのでお財布に優しいです。
…神か。
使いやすさも気に入っています。
クリスタは貼るというより塗る感覚でトーンが使えます。
素晴らしい。
わたしはアナログで漫画を描くとよくトーンを無駄にします。
クリスタなら、
1つおかしいのは気のせい?
分かる人にだけ分かればいいやつです。
漫画をアナログで描いている人ほど、
デジタル漫画ずるい!!と思うはず。
わたしも思いました。
漫画を描くときは特に、ベクターレイヤーが便利です。
他にもいろいろな機能がありますがこの2つが特に優秀!
線の交点までってどういう意味?
文字だとわかりにくいから図で説明するね。
ベクターレイヤーに描いた線をベクター用消しゴムでクリックすると、
線がまじわるところ(交点)までをきれいに消せます。
図の例では7クリックできれいに線を消せました。
線をポチポチするだけ!?
ポチポチするだけ!
クリックした線を赤くしてみます。
線がまじわるところ(交点)までがきれいに消えています。
わたしはアナログで漫画を描く場合、はみ出した線はホワイトで修正します。
修正に時間がかかるので失敗しないようにペン入れするのですが、
髪の毛など勢いよく描きたい部分はホワイトが多くなりがちなのですよね。
デジタルなら修正を気にせずに線を描けるんだね。
そうなのよ。
ベクターレイヤーは描いた線を太らせたり細らせるのも簡単です。
口の線をりんかくと同じくらい太くしました。
線を太らせるのも線修正ツールで線をクリックするだけです。
同じように線を細らせてみます。
りんかくを口と同じくらい細くしました。
こちらも線修正ツールで線をクリックしただけです。
描き直さずに線の太さを変えられるのは便利だね!
そうなのよ。
何度も描き直せるのも便利です。
わたしは下書きの線が多くて筆圧も強いので、アナログで漫画を描くときは原稿用紙とは別の紙に下書きします。
下書きした紙の上に原稿用紙を乗せてペン入れします。
下書きを何度も描き直していると紙がケバケバしてペン入れでインクがにじむのですよね。
そのため原稿用紙とは別の紙に下書きをするのですが
クリスタなら下書きを何度描き直してもペン入れに影響しません。
アナログの場合はペン入れも失敗するとホワイトが多くなりますし最悪は紙を変えて描き直しです。
クリスタならペン入れを何度失敗しても紙の無駄がありません。
エコです。
ちなみにおすすめのトレース台はAmazonで4,000円ほどで買えます。
消しゴムかすが出ないのもメリットです。
わたしは下書きを何度も描き直すので消しゴムをよく使います。
お絵描きした後は机の掃除が大変。
クリスタで漫画を描くと消しゴムかすが出ないので掃除の手間がありません。
アナログで漫画を描くと下書きの鉛筆で手が汚れ、
ペン入れの墨汁で手が汚れ、
汚れた手で原稿用紙も汚れるという悪循環…。
あるあるですね。
デジタルだと汚れないし汚さないので快適です。
画材の費用がかからないのも、趣味を継続しやすくて良いです。
アナログで漫画を描く場合、画材をそろえるのも大変なのですよね。
消耗品も多いですし。
漫画の消耗品の例
・原稿用紙
・つけペンの芯
・墨汁
・鉛筆やシャーペンの芯
・ミリペンや筆ペン
・ホワイト
・マスキングテープ
・トーン
漫画もけっこうお金のかかる趣味だよね。
お小遣いたくさん使ったわ。
クリスタなら最初のソフト代と使うときの電気代だけです。
※クリスタをインストールする端末を除く。
クリスタは漫画に便利な機能が多いペイントソフトです。
コマ枠ツールや吹き出しペン、コマ割りのテンプレート
効果線や描き文字の素材もあります。
わたしがブログにアップしている漫画(いつものVC)の背景はほとんどトーンか素材です。
背景素材の「雲」をよく使います。あとはトーンを貼ったり組み合わせたりしています。
アナログで描いていたときはペン入れと同じかそれ以上にトーンを貼るのに時間がかかっていました。
デジタルは「ペン入れまで終われば後は楽!」という気持ちで描いています。
一番時間がかかるのは?
アナログもデジタルも下書きです。
ホワイト処理が簡単なのもクリスタを使うメリットです。
例えば描き文字のふちどりですね。
「文字のまわりが白くふちどりされている描き文字」を漫画でよく見かけないでしょうか。
アナログで同じことをする場合、文字のまわりをホワイトで塗ったり
トーンを切ったりします。
ホワイトもトーンもよく失敗します。
クリスタなら描き文字のまわりにフチを付けるのも簡単です。
しかも均一にふちどりできるので仕上がりがキレイです。
漫画の繰り返し表現も簡単です。
わたしは同じ絵柄を繰り返す漫画を見ると面白いと感じるので、
自分でもよく繰り返し表現を使います。
例えば上の漫画はレイヤーを複製して口だけ描きかえています。
アナログで同じことをする場合、わたしの場合は口以外ペン入れした線画をコピーして原稿用紙に貼り付けて口だけ後から描くか、下書きをコピーしてそれぞれのコマにペン入れします。
クリスタの場合はレイヤーを簡単に複製できるのでアナログと比べて作業時間が短いです。
ブログにアップしている漫画にはほぼ絵柄が同じでセリフだけ違う漫画もあります。
ここまでメリットをたくさん書きましたが、
デジタルならではのデメリットもあります。
わたしはデジタルで作業するとめちゃくちゃ目が疲れます。
視力も落ちましたorz
目が疲れると肩こりもひどくなります。
ひどいときは頭痛も出ます。
それでもメリットが大きいのでデジタルを続ける予定です。
姿勢も悪くなりがちです。
肩こりを悪化させる要因の1つですね。
わたしはもともとお風呂で湯舟につかるのが好きなのですが、
デジタルにしてから湯舟が大好きになりました。
お風呂タイムが至福です。
アナログでもそうですが、長時間座り姿勢になるので、
・時間を決めて席を立つ
・ストレッチする
など工夫をしながら続けています。
デジタル慣れが必要なのもデメリットだと思います。
「漫画を描くのはデジタルが初めて」という人はもちろんですが、
「アナログで漫画を描いていたがデジタルに変える」人も
デジタルの操作や描き心地に慣れる必要があります。
個人差がありますが、すぐにアナログと同じようには描けないです。
わたしはデジタルで線画が上手く描けません。
練習中です!
わたしはクリスタを買うとき、「クリスタの使い方とデジタルの描き心地に慣れる必要がある」とは思っていませんでした。
アナログと同じように描けて、便利な機能も使えて幸せ!になると思っていました。
実際はクリスタを初めて使ったとき想像との違いに心が折れました。
購入して4年間ほぼ使わなかったんですよ…。
あらら…。
無料体験しておけば良かったです。
これからクリスタを購入する人は、
以下を頭に入れておくとショックが少ないと思います。
わたしはパッケージ版をAmazonで購入しました。定価より安かったです。
わたしはデジタルお絵描きは画力が上がりにくい気がします。
・線をいくらでも描き直しできる
・線の修正も後から簡単にできる
・線画の複製も簡単にできる
・効果線をつけるのも簡単
・背景に素材を使うこともできる
からです。
全部デジタルのメリットだよね?
そうなのよ。
例えばアナログのペン入れの場合、
失敗するととても面倒なのできれいな線が描けるようになりやすいです。
デジタルの場合は失敗してもそこまでダメージがないので
一発できれいな線が引けるようにはなりにくい気がします。
わたしはまだ何回描き直してもきれいな線が引けないのですが。
「背景を描かなくても良い」のもデジタルのメリットなのですが、
「背景が苦手な人はいつまでも背景が描けない」とも言えます。
わたしも背景が苦手なので、少しずつ練習しようと思います。
デジタル漫画は保存データが消えると描いた漫画が全て消える心配があります。
データのバックアップを取ると安心ですね。
クリスタには作品をクラウドにバックアップする機能があります。
クラウドに10GBまで保存できて便利…
なのですが、わたしは利用していません。
なぜかというと、
・おそらく10GBでは足りない
・クリスタのクラウドサービスがいつまで続くか分からない
からです。
今後クリスタのクラウドサービスの容量が増えて、10年20年継続する可能性もあるのですが、確実ではないので利用していません。
ファイルの保存容量の参考なのですが、
わたしが2021年5月から2022年4月までの1年間にパソコンに保存した.clipファイルの容量は約2.5GBです。
落書きファイルも含めた容量です。
このままのペースだと4年で10GBを使い切る計算なのですが、今後デジタルお絵描きに慣れて作品数が増える可能性が高いです。
わたしはお絵描きが子供のころからの趣味なので、デジ絵を4年でやめるとも考えにくいです。
クラウドサービスがいつまで続くかも確実ではないので、バックアップは自分でとっています。
具体的にどうしてるの?
定期的にUSBに保存してるよ。
お絵描き用のパソコンにUSBを接続して.clipファイルを保存しているフォルダをコピペするだけです。
わたしはクラウドサービスを利用していませんが、10GBあれば十分!という人はクラウドサービスが便利だと思います。
10GBでは足らないな…と感じる場合も、古いファイルはUSBにバックアップして新しい作品はクラウドサービスを利用する方法もあります。
複数ページの漫画を描きたい!デジタル漫画経験者さんは最初からEXを買った方がいいです。
初心者さんはPROを買ってクリスタの使い方に慣れてからEXにアップグレードするのがおすすめです。
無料体験も利用するとさらに良いです。
わたしはCLIP STUDIO PAINT PROで漫画を描いていますが、クリスタの使い方に慣れたらEXにアップグレードする予定です。
理由は3つあります。
クリスタは漫画を描く人におススメのペイントソフトです。
しかしデジタルで漫画を描くのは初めて!という初心者さんはデジタルにつまづく可能性があります。
わたしもクリスタを買うとき、すぐにアナログと同じように漫画が描けると思っていて、デジタルの便利な機能も使えて最高!…になると思っていました。
実際はまずクリスタの操作とデジタルの描き心地に慣れる必要がありました。
すぐに使いこなせる人もいる(個人差がある)ので参考までですが。
買ってから後悔しないために、
・まずは無料体験を利用する
・PROを買ってからEXにアップグレードする
のがおすすめです。
無料体験の期間中にデジタル楽勝!と思ったら最初からEXを購入する
まだ不安だな…と感じたらPROを購入して、慣れたらEXにアップグレードする
と良いです。
2022年5月時点のPROとEXのダウンロード版価格は以下です。
PRO | 5,000円(税込) |
EX | 2,3000円(税込) |
4.6倍のお値段…!でもEXも安いね!?
そこがクリスタのすごいところだと思う。
わたしはPROを使っていて「このソフトが5,000円」とは思えないほど便利です。
PROを使った上でEXの機能を見て「23,000円なら買い」とも思います。
ただ自分がつまづいたので、初心者さんにいきなりEXはおすすめできないのです。
PROを買ってからEXも買うと高くない?
公式のアップグレード優待を使えば差額で買えるよ!
アップグレード優待を使うと最初からEXを買うのと同じ値段になります。
公式のアップグレード優待価格は、PROとEXのダウンロード価格の差額です。
PROのダウンロード版を買ってからEXにアップグレードしても、最初からEXを買うのと同じ値段になります。
2022年5月時点を例にすると、
PROのダウンロード版の価格が5,000円です。
公式のアップグレード優待価格が1,8000円なので、
5,000円+1,8000円=2,3000円
EXのダウンロード版価格と同じだね!
優待が終わる可能性も0ではないけど、個人的にはPROを使ってみてからアップグレードする方が安心かな。
クリスタは漫画を描く人におススメのペイントソフトです。
今回1週間漫画を描き続けてクリスタの良さをあらためて実感しました。
最初はデジタルにつまづきましたが、クリスタを選んで良かったです。
ではまた!