これをしたら幸せな結婚ができた。シンプルな考え方
こんにちは、ちとせです。
気付いたらパートナーと暮らして10年以上経ちました。
時の速さに恐ろしさを感じつつ、毎日幸せなのでまあいいか。
ケンカもしますが基本ずっと仲良しです。
幸せの形は人それぞれなので
結婚やパートナーを得ることが万人の幸せとは言い切れないのですが
わたしはパートナーと出会って家族になったことが
今のところ人生最大の幸福です。
生きていれば嫌なこともたくさんあるのですが、パートナーのお陰でモヤモヤが浄化されます。感謝。
そんな幸運も自分を変えなければ手に入らなかったと言い切れるので
今回は管理人が
- 結婚したいと思ったときに考えていたこと
- 結婚したいと思ったときに実際にやったこと
をこっそり紹介します。
何でこっそりなの。
婚活中の知人に面と向かって言いにくいことをこっそり書く試み。
既婚者から未婚者へのアドバイスって恨まれるよね。
相手からお願いされても結局恨まれるから言いたくないやつ。
管理人はこの記事に書いた考え方で
パートナーと毎日幸せに暮らしているのはもちろん
たとえパートナーがいなくても幸せに生活できるほど
自己肯定感が上がりました。
なんとかなる。
ポイントは
自分が自分と結婚したいかです。
相手に気に入られるかどうかではないのがポイントです。
詳しく書いていきますね。
結婚したい!と思ったときに考えていたこと
わたしが初めて結婚したいと思ったのは20代前半のころです。
貯金も援助もないのに一人暮らしをして生活が大変だったころ
結婚したら生活が楽になる=結婚したい!と考えていました。
貯金もないのに一人暮らしって…。
両親と気が合わなくて成人したら家を出ることしか考えてなくて保証人なしで契約できる部屋を借りたら治安悪すぎて草生えた思い出(長くなるので省略)
派遣やバイトをしながら生活していたのですが
毎日仕事をして家に帰って寝るだけ
同じ仕事を続けても収入が上がる保障がない
将来に希望が持てないので
とにかく楽がしたかったです。
家賃と生活費を2人で折半できたらめっちゃ楽。
お相手が家賃と生活費を稼いでくれたらめっちゃ楽。
毎日晩ごはんを用意するだけならめっちゃ楽。
家でごろごろしていたい…。
要求がエスカレートしている。
当時の自分の理想の結婚は以下の通りです。
- イケメンが毎日自分を好き好き言って
- お金を稼いできてくれて
- 衣食住の心配がなく
- 嫌な仕事をせずに
- 毎日好きなことをして
- のんびり暮らしたい
うわぁ…。
結婚相手の条件に置き換えるとこんな感じでしょうか。
- 容姿に好感が持てる
- 自分を好いて大切にしてくれる
- 経済力はあればあるほど良い
- 働かなくていいと言ってくれる
- 家事に完璧を求めない
とにかく養われたい。楽したい。
自分本位が過ぎるね。
ぶっちゃけ楽したいから結婚したいと考えていたのですが
ちょっと待てよと気付きました。
自分が男だったらそんな女と結婚しない。
自分(男)が相手の女性にそんなことを言われたら
どんなに容姿が好みでも普通に無理です。
自分(男)にめちゃくちゃ経済力があって相手の容姿がめちゃくちゃ好みで体の相性も良かったら結婚するかもしれないけどパートナーというよりお飾りかつ無料の風俗扱いで世間体のために子どもをつくって子どもの世話は妻に任せて妻が老いたら若い女とカジュアルに浮気しそう。
どこから来るのその妄想…。
自分が自分と結婚したいか考えればいい
そうかなるほど
自分が自分と結婚したいか考えればいいんじゃんと気付いて
目からウロコが落ちました。
それまでは相手が自分と結婚したいか考えていたので
ネットで男性が結婚相手に求める条件をチェックしたり
男ウケを考えてみたりしたのですが
全て「こういうのが好きなんでしょう」という予想でしかないのです。
自分がどう思うかなら答えは自分で分かるので
努力も無駄になりません。
相手が何を考えているかなんて分かりませんからね。
身もフタもない…。
あとは、主語を相手から自分に置き換えるだけで
「男性なんだからこれくらいしてよ」的な都合のよい甘えがなくなります。
ここからはわたしが実際に軌道修正した甘えを書いていきます。
正社員になった
まず、派遣とバイトで生活がカツカツな自分と結婚したいか考えたのですが
答えはノーでした。
安定した収入は大事よな。
というわけで正社員になってみたのですが
正社員の安定感はスゴかった。
- 勤続年数によってお給料が上がっていく
- 保障が手厚い
- 将来の不安が軽減した
勤続年数でお給料が上がっていくとかスゴい。
〇〇手当てとか有給休暇の日数多くてスゴい。
将来への不安が完全に消えることはないのですが
漠然とした不安はかなり減りました。
最初から正社員だったらこのありがたみは分からなかったと思うので派遣&バイト生活を経験したのも悪くなかったです。
何事も経験だね。
あと、年収400万~500万はかなりキツイと分かったのも良かったです。
結婚相手への希望年収でよく聞く年収400万~500万って相当いい会社かキツイ仕事か特殊系じゃないと無理じゃん(20代は特に)。
わたしが就職した会社の場合は
20代の基本給だけでは高卒、大卒、院卒に関わらず誰であっても無理でした。
残業代と資格手当、能力評価でボーナス上積みして達成できるレベルです。
30代になると余裕が出てきます。
年収400万~500万は必要だよねとか簡単に言われたら腹立つなと痛感しました。
ここで自分が年収400万~500万を希望する低所得の自分と結婚したいか考えると
せめて実際に同額を稼ぐか、稼ごうとしてから言えと言いたい。
これほど心が狭いくせに、他人には平気で求めていたという…。
反省した。
実際にやってみたら働き過ぎてガチで体をこわしたので
やってみようとしてありがたみを身に刻むくらいが丁度いいと思います。
パートナーに心から感謝できるようになりました。
美容を無理なく楽しんだ
恥ずかしながらわたしは面食いなので
容姿が好ましい人と付き合いたい、結婚したい。ここは譲れません。
あくまでも自分の好みにあう人であって超イケメンと結婚したい!という願望ではないです。
体形はがっしりめで短髪で…とかいろいろ好みがあるのですがそこは省略して
お相手に好かれるためには自分の容姿にも気をつかわなければ!ということで
メイクを研究したりファッションを楽しんだりした…のですが
ここで女子が陥りやすい美容のワナについて書きます。
美容を追い求めるとキリがないのはご存じの通りなのですが
ほとんどの美容は自己満足で
パートナーが自分の生活を犠牲にしてまで外見の維持を求めるかは別の話なのですよね。
これも自分が自分と結婚したいか考えて痛感したのですが
たとえば自分が男性で、すごくカワイイ自分がいるとします(書いててちょっとアレですが)。
でも「このカワイイを維持するのに毎月10万かかって貯金はない」と言われると
付き合うのはいいけど結婚は無理と思います。
キレイにしつつ貯金してる子がいい…。
デートでも「女子は服とか化粧とかいろいろ大変なんだから男が払うのは当然」っていう人いるね。
服とか化粧とかいろいろ大変なのは自己満足といろいろ大変なその外見でないと付き合えない相手なんじゃないかなーと思う。
話が少しそれましたが
美容にお金をかけすぎて貯金0の自分より
キレイにしつつ将来の生活のことも考える自分のほうが
一緒に暮らしたいと思いました。
というわけで
- 高すぎる化粧品
- エステの日常使い
など、自分がパートナーにされたら引くレベルの美容はひかえました。
自分が男だったらそこまで求めないって気付けたのが収穫でした。
生活の工夫をして毎月貯金した
わたしは人と一緒に暮らすなら相手も家事ができた方がいいです。
この条件はすでに一人暮らしをしているのである程度クリアしていました。
キレイな部屋が好きなので掃除をしますし、洗濯しないと着る服がありません。
でも自分が自分と結婚したいか考えると
家事するくらい普通じゃん。
と、びっくりするくらいダメ男みたいな感想が出てきました。
じゃあどうしたら自分は満足するのよと半ばキレ気味に考えると
家事をこなしつつ工夫をして貯金してる子がいい
と、他人から言われたらお前がやれよと言いそうになる感想が出てきました。
しかし自分から自分への要望なのでしぶしぶやるしかありません。
自炊を多めにして毎月貯金するようになりました。
何か、生活安定してきてない?
そうなのよ。
結婚しなくても生きていける自分になったら幸せな結婚ができた
あくまでも管理人の体験談なのですが
結婚しなくても生きていける自分になったら幸せな結婚ができました。
わたしが初めて結婚したいと思ったときは
自分の生活が苦しくて他人に助けてもらいたい気持ちが強かったです。
結婚相手に求めるものを自分に求めてみたところ
他人にかなえてもらいたかった生活を自分で実現できたのですよね。
自己肯定感が上がりました。
お相手に対する大きすぎる要求を修正できたのも良かったです。
ぶっちゃけ結婚しなくても生きていけるわ…と
のんびりかまえていたところ
幸運にもパートナーと出会い、結婚後も幸せに暮らしています。
パートナーと末永く幸せに暮らしたいですが、別れてもなんとかなる自信があるのは気持ち的に大きいです。
結婚したいなあと思ったとき
自分が自分と結婚したいか考えてみてよかった。
どなたかの参考になったら嬉しいです。
ではまた!