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わたしは背景などにデコレーションを利用しています。
デコレーションをまっすぐ等間隔に配置したいときは、Shiftキーとグリッド表示を使います。
ペンだけでまっすぐ配置するのは難しいです。
例えばこの記事のタイトルのイラストの背景は、「本」のデコレーションを使いました。
クリスタをどう使ったのか書いて行きますね。
この記事を読むとデコレーションをまっすぐ等間隔に配置できるようになります。
わたしは毎日クリスタで絵を描いています。
デコレーションを使うときのちょっとしたコツを紹介します。
「本」のデコレーションがツールにない人は追加しましょう。
手動で簡単に追加できます。
「本」のデコレーションは2021年5月のクリスタのアップデートで追加されました。(Ver.1.10.10)
アップデートや初期インストールで自動的に追加されないツールです。
手順を説明していきますね。
余計なデコレーションを増やしたくない人は読み飛ばしてください。
画面左のツールバーで、デコレーションツールをクリックします。
サブツールボックスの「人工風景」をクリックします。
今回追加するデコレーションは「本」なので、わたしは「人工風景」のボックスに追加することにしました。
使いやすい場所を選択してください。
サブツールボックス左上のメニューをクリックします。
小さくてかなり分かりにくいです。わたしは見つけるのに苦労しました…。
初期サブツールを追加をクリックします。
初期サブツールボックスが開きます。
下にスクロールして「デコレーション」を探してください。
「デコレーション」の「背景」の中の「本」を選択します。
右上のOKをクリックします。
STEP1で選択したボックスの一番下に「本」が追加されます。
これで事前準備は終わりです。
クリスタはShiftキーを押してペンを移動するとまっすぐな線が引けます。(少しコツがあります。)
デコレーションも線と同じようにShiftキーでまっすぐ引くことができます。
等間隔に配置するためには、グリッドを使います。
画面にグリッドを表示させて、グリッドに合わせてデコレーションを移動します。
手順とコツを説明していきますね。
デコレーションツールの中の「本」を選びます。
「本」がどのボックスにもない!という人は「事前準備」の手順で「本」を追加してください。
「本」以外のデコレーションでも作業できます。
デコレーションツールは左のツールバーにあります。
画面左下のカラーパレットで色を選びます。
今回選んだ色は黒です。
描画色によってデコレーションの印象が変わります。
線を引くたび本の並びがランダムになるのが面白いですね。
ブラシサイズを決めます。
今回は80にしました。
ブラシサイズの調整ボックスは画面左下にあります。
始点にする場所にペンを移動します。
始点をペンでタップしてからShiftキーを押します。
今回は始点をキャンバスの外にしました。
キャンバスのはしまで本を並べたかったからです。
キャンバスからはみ出たデコレーションはキャンバスのはしで切れます。
Shiftキーを押しながら、ペンを浮かせて終点まで移動します。
ペンがタブレットに触れているとShiftキーが効きません。
わたしは何度も失敗しました…。
STEP3~5を繰り返して本を3列にします。
次はデコレーションを等間隔に配置します。
表示メニューは画面上のメニューバーにあります。
今回は長方形選択を使います。
選択ツールは画面左のツールバーにあります。
デコレーションを1列選択します。
選択範囲の下にメニューが表示されます。
「拡大・縮小・回転」をクリックします。
一番上の列から移動していきます。
グリッド線をガイドにしてデコレーションを移動します。
移動したら選択を解除します。
選択を解除せずに選択範囲を移動して使いまわすこともできます。
今回は選択範囲を使いまわさず、列ごとにSTEP2と3を繰り返します。
今回はキャンバスのはしまでデコレーションを描いているからです。
選択範囲を使いまわしてキャンバスのはしに合わせながら作業するよりも、新しく選択範囲を作った方が簡単です。
グリッドのおかげでデコレーションを綺麗に配置できました。
作業が終わったらグリッドを消します。
消し方はSTEP1と同じ作業です。
画面上の表示メニューの中の「グリッド」をクリックします。
デコレーションを等間隔に配置することができました!
これでデコレーションをまっすぐ等間隔に配置する手順は終わりです。
この記事のタイトルイラストの、背景のレイヤー構成を紹介します。
ポイントは、
ことです。
本棚はグリッドを表示させて直線を組み合わせて描きました。
レイヤー構成は大きく3つに分かれます。
壁床のレイヤーと本棚のレイヤー、本のレイヤーです。
この記事の手順で本のレイヤーができます。
着色は、本棚と本のレイヤーそれぞれの上に着色用のレイヤーを作りました。
使った設定は、「下のレイヤーでクリッピング」「合成モードの変更」「不透明度の変更」です。
イラスト全体の雰囲気を見ながら合成モードと不透明度を決めました。
参考になったら嬉しいです。
クリスタの機能を組み合わせて、デコレーションをまっすぐ等間隔に配置できました。
クリスタには便利なデコレーションがたくさんあります。
ぜひ使ってみてください!