
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
わたしは初めてクリスタを使ったとき、キャンバスサイズの設定でつまづきました。
キャンバスを作るだけで小一時間かかった記憶があります。
デジ絵、最初から難しすぎない?と思いました。
今は迷うこともなく、解像度350dpi のA4サイズのキャンバスを使っています。
クリスタのデフォルトのキャンバスサイズにはないので、カスタム登録しています。
この記事のタイトルイラストも元のサイズは4093 x 2894 px(解像度350dpi)です。
よく使うキャンバス設定とカスタム登録の方法を書いて行きますね。
わたしは2894 x 4093 px (解像度350dpi)のキャンバスサイズをよく使います。
印刷するとA4サイズです。
A4サイズ(解像度350dpi)にする理由は3つです。
キャンバスをA4サイズにする一番の理由は、イラストのサイズをイメージしやすいからです。
A4サイズのコピー用紙や大き目のノートなど、日常的に目にする機会が多いですよね。
クリスタで用意されているデフォルトのキャンバスサイズは、ディスプレイサイズ中心です。
SVGA…?XGA…??
わたしは今でも、デフォルトのキャンバスサイズのサイズ感をイメージすることができません…。
A4サイズなら実物の見本を用意するのも簡単です。
大きすぎず、小さくはないサイズなのでイラストを印刷するとそれなりに見栄えがします。
B5サイズだと少し小さく感じます。
解像度を350dpiにする理由は、カラーイラストの一般的な解像度の範囲の中で一番細かい描きこみができる値だからです。
カラーイラストを出力(印刷)する場合の一般的な解像度は300~350dpiです。
解像度を高くするほど印刷サイズに対して細かい描きこみができます。
dpiは1インチ(2.54cm)に含まれるドットの数を表す単位です。
300dpiなら2.54cmに300ドット、350dpiなら2.54cmに350ドットが含まれます。
解像度の高さに比例してドットの目が細かくなります。
たとえば、350dpiで描いたイラストをピクセル数を固定せずに72dpiに変更するとこうなります。
粗い…。
ピクセル数を固定しないことを強調した理由は、出力サイズが同じ場合、dpiによってピクセル数が異なるからです。
例えばA4サイズの場合、350dpiなら2894 x 4093 pxですが、72dpiだと595 x 842 pxです。
dpiが低いほど1インチ(2.54cm)に必要なドットの数が少ない=ドットの目が粗いという例です。
ピクセル数を固定した場合…例えば2894 x 4093 pxで350dpiのイラストを2894 x 4093 pxのまま72dpiに変更したとします。
イラストの見え方は変わらず、印刷サイズがかなり大きくなります。
2894x4093 px(72dpi)の印刷サイズは約1020mmx1443mmです。
2894px÷72dpix25.4≒1020mm
4093px÷72dpix25.4≒1443mm
A4サイズが210mmx297mmなので、5倍近くですね。
350÷72=4.86…だもんね。
新規キャンバス追加のウィンドウで設定します。
ファイルメニューは画面上部のメニューにあります。
例として、解像度72dpiのA4サイズのキャンバスを登録します。
設定を変更するのは解像度とサイズです。
幅と高さを入力するより簡単です。
解像度を変更しただけでは、幅と高さは自動的に変わりません。
次のSTEPでサイズを指定します。
サイズを指定すると、幅と高さが自動的に変わります。
簡単ですね!次は保存です。
プリセット登録ウィンドウがポップします。
キャンバスサイズをカスタム登録できました!
登録したキャンバスはプリセットから呼び出せます。
わたしはA4サイズで解像度が違う(72,350,600dpi)キャンバスを登録しています。
「アイキャッチ」はブログ記事のトップ画像のサイズです。
よく使うキャンバスの設定をカスタム登録しておくと便利です。
わたしは2894 x 4093 px (解像度350dpi)のキャンバスをよく使っています。
新規キャンバスウィンドウで簡単に登録できます。
A4以外のキャンバスサイズのpx値はこちらの記事にまとめています。
キャンバスサイズと解像度はクリスタの動作が重く感じる原因にもなります。
別の記事に書いているのでよかったらこちらもどうぞ。