スマホの充電用に「壊れにくいタイプCケーブル」を用意してみた
タイプCケーブルって、壊れやすいですよね。
わたしも先日、スマホの充電に使うタイプCケーブルが壊れました。
毎日使うものだし買い替えでコストがかさむのはツライ…ということで、
「壊れにくいタイプCケーブル」を用意してみました。
ナイロン織物素材を使ったケーブルにマグネットアダプタを着けています。
ポイントは、
- マグネットアダプタでスマホのタイプCポートを保護
- L字型のアダプタでスマホゲームのストレス軽減
- ナイロン織物素材でケーブルの被膜が破れにくい
です。
管理人が用意した「壊れにくいタイプCケーブル」のポイントを書いていきますね。
購入から3年近く経ちましたがケーブルが壊れる気配は全くなく、使い心地も良いです。マグネットアダプタは片方壊れました。
わたしはナイロン繊維素材のケーブルを買い足す予定です。さわり心地が良くて強い!
スマホ充電用のタイプCケーブルがよく壊れる
最近のスマホは充電ケーブルのコネクタがタイプCですよね。
だた、
わたしもスマホで長時間ゲームをするせいか、タイプCの充電ケーブルがよく壊れます。
スマホの充電がなくなって、結局ケーブルを付けてゲームしちゃうんですよね。
あるある。
管理人が今までタイプCケーブルを買い替えた理由は、
・コネクタがグラグラして認識が甘くなった
・ケーブルの被膜が破れて火災や感電の危険を感じた
・コネクタの中の端子が壊れた
です。
タイプCケーブル自体はそこまで高くないのですが、頻繁に買い替えると出費がかさみます。
タイプCケーブルの通信規格によって転送速度が倍以上違うのも悩ましいところ。
同じような見た目のケーブルを適当に買うと、転送速度の見分けもつかないのですよね。
この際いいやつを買って節約するか!
ということで、AmazonでタイプCのアダプタとケーブルを買いました。
USB3.2の製品は「Genに注意」
今回購入した製品の通信規格は、
アダプタ:USB3.1 (5 or 10Gbps)
ケーブル:USB3.2 Gen 2 x 2(20Gbps)
です。
「USB3.2」の表記には注意が必要で、
2019年までUSB3.0~3.2と表記していたものを、まとめて「USB3.2」と表記することになったんです。
旧表記 | 新表記 | 最大転送速度 |
---|---|---|
USB3.0 USB3.1 Gen1 | USB3.2 Gen1 | 5Gbps |
USB3.1 Gen2 | USB3.2 Gen2 | 10Gbps |
- | USB3.2 Gen2x2 | 20Gbps |
「USB3.2」とだけ書かれていたら、転送速度が分からない!
知らない人もいると思うわ。
2022年8月時点のAmazonの出品を見ると、
「USB3.1」などの旧表記が多いのですが、新表記は「USB3.2 Gen1」か「USB3.2 Gen2」です。
わたしが購入したマグネットアダプタも「USB3.1」の表記でした。
最大転送速度が「5Gbps」か「10Gbps」か分からないね…。
「USB○.○」の記載だけを見て購入すると失敗するかもしれないので、Genに注意です。
規格 | 最大転送速度 |
---|---|
USB3.2 Gen1 | 5Gbps |
USB3.2 Gen2 | 10Gbps |
USB3.2 Gen2x2 | 20Gbps |
今回購入した製品の通信規格は以下です。
アダプタ:USB3.1 (5 or 10Gbps)
ケーブル:USB3.2 Gen 2 x 2(20Gbps)
ケーブルよりアダプタの転送速度が遅いけど、大丈夫?
スマホのポートの保護とケーブル着脱のストレス軽減を優先したのよ。
管理人のスマホはワイヤレス充電に対応していないので、
タイプCポートが壊れたら終わりです。
ポートを保護(ホコリ防止など)するためマグネット式のアダプタを買いました。
あと、そもそも「スマホのポートがUSB2.0」だから。
あっ…。
ケーブルやアダプタが上位規格でも、機器側が対応していなければ速度は出ません。
USB規格は下位互換があるので、USB3.2(Gen2x2)のケーブルをUSB2.0のポートで使えますが、速度はUSB2.0(最大480Mbps)までしか出ないです。
ちなみにタイプCケーブルの最新の規格はUSB4です。(2022年8月時点)
最大転送速度の理論値はなんと40Gbps!
USB2.0(最大転送速度の理論値は480Mbps)と比べるととんでもない速さですね。
40Gbpsは40,000Mbpsです。
マグネットアダプタが想像以上に使いやすい
購入したマグネットアダプタが想像以上に使いやすいです。
外箱のサイズはコンパクトでした。(縦6x横6.3x高さ1.5cm)
ケーブルとあわせて郵便ポストに届きました。
説明書は入っていないので、おそらく大勢の人が「この黒い部品何…?」となります。
ポートからコネクタを外す道具です。
黒い部品がないとコネクタを外せない感じ?
黒い部品がなくても手で外せたよ。
購入したマグネットアダプタは、アダプタ本体とタイプCのコネクタ部分が外れます。
本体とコネクタ部分が大体2.5cm以上離れていないと、マグネットで「カチッ!」っとくっつきます。
くっつくときに本体の溝にコネクタが必ず収まるので気持ちが良いです。
ケーブルを付けた状態だと溝にはまりきらなかったりするのですが、気になるほどではないです。
機器を接続すると本体のランプが点灯します。
カッコイイ!
L字型なのでスマホが持ちやすい。
L字型のアダプタなのでスマホが持ちやすいです。
スマホを充電しながらゲームすると、手にケーブルが当たるのが気になるのですよね。
いい大人が「ゲームに集中」って…。
みなまで言うな。
特にタイプCケーブルは、「動かすほどグラグラになりやすい」印象です。
L字型のコネクタをつけるとケーブルがスマホに沿うのでほぼ動きません。
マグネットでケーブルの着脱がスムーズ
マグネット式なのでケーブルの着脱がスムーズです。
ケーブルを外すのも付けるのも簡単になりました。
スマホの充電ケーブルは抜き差しが多いほど故障の原因につながるのですが、
マグネットアダプタを使えば抜き差しゼロです。
使い始めたばかりですが、買って良かったです。
注意点「電子機器は磁石に弱い」
ただ1つ、大事な注意点があります。
電子機器は磁石に弱いです。
マグネットアダプタを使うとケーブルの着脱がスムーズなので、
MacBookなどタイプCポートでモニターを接続するパソコンに使うと便利そうなのですが、
管理人はMacBookにマグネットアダプタを使いません。
なぜなら、電子機器は磁石に弱いからです。
パソコンもスマホもじわじわダメージを受けると思うので、気になる人は使用を避けましょう。
それでも購入したんだ?
面白そうな製品で評価も高かったから。
十万以上のスマホや数十万のPCには使いません…。
知らないメーカーの製品なので、すぐに壊れる可能性もあります。
「面白いアイテムを期待せずに使う」くらいが丁度良いアイテムですね。
正直が過ぎる…。
頑丈なケーブルの安心感がすごい
購入したケーブルは思った以上に頑丈でした。
第一印象は「太っ」です。
ふとっ!!
ケーブルのクセが伸びやすいのも好印象です。
ケーブルの長さが短い(100cm)のも理由ですが、クセがほとんどついていませんでした。
外箱のサイズはコンパクトです。(縦12x横12x高さ1.5cm)
マグネットアダプタとあわせて郵便ポストに届きました。
多言語の使用上の注意(日本語あり)と日本語のサポート案内が入っていました。
サポート案内はゆるいイラスト付きで、感謝の言葉が多いです。
かわいい…。
このケーブルを選んだ理由は2つです。
- USB3.2 Gen 2×2(20Gbps)の製品
- ケーブルの外側がナイロン織物素材
USB3.2 Gen2x2(20Gbps)の製品。
USB3.2 Gen 2×2 は最新規格の1つ前の世代です。(2022年8月時点)
最新の規格のケーブルは買わなかったんだね。
うん。いくつか理由があるよ。
最新の規格(USB4)のケーブルを買わなかった理由は3つです。
・USB4対応の製品を持っていない
・値段が高い
・最新規格のケーブルならThunderbolt 4ケーブルを買う。
USBには下位互換性があるので、USB4ケーブルは古い世代の規格のUSB製品にも使えるのですが、
ケーブルがUSBの上位規格でも機器側が対応していなければ速度は出ません。
わたしはUSB4の製品を持っていないのと、USB4ケーブルは値段が高いので1つ前の世代(USB3.2 Gen2x2)のケーブルを買いました。
あとは、もし最新規格のケーブルを買うなら、USB4ではなくThunderbolt 4ケーブルを買います。
Thunderbolt 4ケーブルはUSB4ケーブルより汎用性が高い(いろいろ使える)ので「1本あっても良い」と思います。Thunderbolt 4の機器を持っていないので購入する予定は今のところないです。
ケーブルの外側がナイロン織物素材
ケーブルの外側がナイロン織物素材なので、
- さわり心地が良い
- ケーブルの被膜が破れにくい
です。
ケーブルの被膜が破れると、
・感電するんじゃないか。
・火事になるんじゃないか。
心配ですよね。
わたしもスマホを枕元で充電しているので、被膜が破れたケーブルは怖くて使えません。
寝る時スマホ見ない方がいいらしいよ。
それな。
ケーブルの色はシックな青で、他のケーブルと区別しやすいです。
同じような見た目のケーブルだと、見分けがほとんどつかないのですよね。
ただ、未使用の状態で一部の繊維がほつれていました。
長期間使うと見た目が悪くなりそうですが、被膜が破れるよりマシです。
注意点「C to C」と「オーバースペック」
わたしが購入した製品はケーブルの両端がタイプC(C to C)です。
片側が「通称USB」(USBタイプA)のケーブルを使っている人は、
片側がUSBのケーブル(C to A)を買いましょう。
ケーブルの両端がタイプCなので、マグネットアダプタも2個セットを買いました。
※1個売りもあります。
また、
ケーブルの規格(USB3.2 Gen2x2)は、スマホによってはオーバースペックです。
わたしもスマホの充電ポートの規格はUSB2.0なので、USB3.2 Gen2x2(10Gbps)のケーブルを使っても速度はUSB2.0(480Mbps)です。
なんでオーバースペックのケーブルを買ったの?
充電以外の用途に使えるからだよ。今回アダプタでケーブルのコネクタを保護するし、ナイロン織物素材を使ってるからケーブル自体を長く使えると思うのね。USB4とかThunderbolt 4はまだ高いし対応機器も持っていないから、お手頃価格で転送速度も最大20GbpsのUSB3.2 Gen2x2にしたんだ。
出たなヲタクのワンブレス…。
まとめ
スマホ充電用のタイプCケーブルって壊れやすいですよね。
わたしもスマホで長時間ゲームをするせいか、タイプCケーブルがよく壊れます。
「壊れにくいタイプCケーブル」を用意すると毎日の充電が快適になるかもしれません。
USB製品を購入するときは規格に注意すると良いですよ。
参考になったら嬉しいです。
ではまた!