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キューティー・ブロンド【感想】「自分が主人公になる生き方」を教えてくれる映画

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キューティー・ブロンド【感想】「自分が主人公になる生き方」を教えてくれる映画

キューティー・ブロンドをご存じでしょうか。

2001年に公開されたアメリカのコメディ映画です。

主演はリース・ウィザースプーン、監督はロバート・ルケティック、原作はアマンダ・ブラウンの小説(Legally Blonde)です。

管理人はキューティー・ブロンドを観たことがなかったのですが、

Amazonの評価が高かったので観てみました。

いや良かった。

半信半疑でしたが観て良かったです。

パッケージを見て「どうせパリピの恋愛ものだろ」と思ったら大間違いでした。

映画の冒頭だけ間延びした感じがするのでそこだけ我慢が必要でしたが、

少し我慢した後はラストまで一気に引き込まれて、鑑賞後の爽快感もあり満足!でした。

今回もネタバレをひかえつつ、推せるポイントなど書きたいと思います。

キューティー・ブロンドのあらすじ

キューティー・ブロンドを一言で説明すると、

オシャレなブロンド娘の成長物語です。

主人公のエル(リース・ウィザースプーン)はロサンゼルス市立大学の学生です。

  • 専攻は「ファッション・マーチャンダイジング」
  • 外見の特徴は「金髪・グラマー」
  • 性格は「明るくて前向き、面倒見も良い」
  • 美容とオシャレに気を使っている
  • 学生社交クラブの会長

言わば「カーストトップ」のパリピです。

彼氏のワーナーは議員の息子で、将来は上院議員を目指しています。

ハイスペック彼氏だね。

しかしだな…。

エルはワーナーからプロポーズされると思い込んでいたデートで、

ワーナーから別れを切り出されます

その理由は…

「議員の妻にブロンド女子はふさわしくない」(あくまでワーナーの意見)
「結婚相手はマジメな女性がいい」

身勝手な男だな!

ありそうな話ではあるけどね。

ワーナーとよりを戻したいエルは、ワーナーと同じハーバード大学のロースクールに入学することを決めます。

結果はいかに…。

「自分が主人公になる」と人生は開ける

何とエルはハーバード大学のロースクールに合格!します。

すごい!

…のですが、

ロースクールの合格も、その後の学生生活も、視聴者は少しモヤモヤします。

なぜなら、

エルの「努力の動機」が、「ワーナーとよりを戻したい」だからです。

別れ話のシーンで「そんな男やめとけよ!」と思った視聴者は、

エルが努力する理由に共感できません。

わたしも映画の終盤まで「そんな男やめとけよ!」と思いながら観ました。

しかし、

エルの動機に共感できない人ほど、ラストの爽快感が格別です。

物語が進むにつれ、

エルは「今の自分」に希望を持つようになります。

  • 弁護士になるために日々勉強する自分
  • 大学の先輩の無実を晴らすために試行錯誤する自分

「ワーナーを振り向かせるため」という理由が徐々に抜けていくのです。

ロースクールの勉強や弁護活動も

自分がしたいからする、自分に必要だからする」という感じ。

エルの性格がもともと「悪く言えば単純」なのも手伝って、

視聴者はエルの成長が分かりやすくて気持ちが良いです。

エルはオシャレでかわいいので観ていて楽しいですし、明るい性格も良いです。

もちろん、

意中の男性を振り向かせるために努力するのは悪いことではありません。

ただ、

成長したエルの方が魅力的に見えるのはわたしだけではないはずです。

映画のラスト、成長したエルの卒業式のスピーチは必見です。

自分が主人公になると人生は開けるよなあ…と思いました。

キューティー・ブロンドの推せるポイント

キューティー・ブロンド推せるポイントと好きなシーンを挙げてみます。

  • エルの入学プロモーションビデオが終わった後のシーン
  • ロースクールの恋のライバルとの友情
  • エルが挫折した後の女性教授の激励
  • エルの卒業スピーチ

自分もここが好き!という人がいたら嬉しいです。

1.エルの入学プロモーションビデオが終わった後のシーン

ハーバード大学のロースクールを受験するときに、エルが大学に自作のプロモーションビデオを送るのですが、

ビデオを見終わった後の教授陣の顔がツボです。

カットの長さも絶妙で、声を出して笑いました。

2.ロースクールの恋のライバルとの友情

一言で言うと「これは良い女の友情」です。

エルが元カレのワーナーを追ってロースクールに入学すると、

ワーナーには優等生の婚約者がいます。

ワーナーまじで〇〇案件。

※〇〇には好きな単語を入れてください。

この優等生のフィアンセ、最初は「嫌なやつだな~」と思うのですが、

映画のラストには「これは良い女の友情」と言いたくなります。

管理人好みの展開でした。

3.エルが挫折した後の女性教授の激励

キューティー・ブロンドは、

エルの成長あり、挫折あり、サクセスありで視聴者を飽きさせません。

管理人の好きなシーンの1つが「エルが挫折した後の女性教授の激励」です。

クールな教授なので「熱く激励するわけではない」のですが、

女性教授が「ブロンドで、若いころは相当美人だったであろう年配の女性」なのが、刺さるんですよ。

「この人も同じ苦労をしたのだろうな」と思うとグッときます。

4.エルの卒業スピーチ

映画のラスト、エルの卒業スピーチは、

自分が主人公になる生き方」を教えてくれます。

エルのスピーチで映画がすっきりまとまって、爽やかな気持ちになります。

スピーチの後の、「登場人物のその後のモノローグ」は

(事実だとしても)「やりすぎ感」を感じましたが、スピーチの余韻で流せました。

キューティー・ブロンドを観て良かった!と思いました。

気楽に鑑賞できる映画

キューティー・ブロンドはコメディ映画なので楽な気持ちで鑑賞できます。

鑑賞後、爽やかな気持ちになる後味の良い映画でした。

前向きになれる映画っていいですよね。

参考になったら嬉しいです。

ではまた!

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