10年悩んで分かった「合わない人との付き合い方」-距離感を操作してストレスを減らす
気の合わない人、いますよね。
わたしも物心ついてから、
どこに行っても気の合わない人やいけ好かない人、ムカつく人がいましたし、今もいます。
友人関係になりたいと思わない人、
友人だけど実は合わないと思っている人、
職場にいる合わない人…
今まで生きてきて気の合わない人がいなかったためしがない。
人間関係が一番のストレスなので、基本的に1人でいたい。
外出自粛も全く苦になりません。
気の合わない人と気を合わせようとも思わないです。
ぶっちゃけ過ぎでは!?
そんな管理人ですが、
人から「どこに行っても上手くやっていける」と言われることがあります。
なんで!?
と思いますよね。わたしもそう思います。
気の合わない人と気を合わせなくても、他人から「どこに行っても上手くやっていけそう」と思われる
その秘訣は、
人との距離感を自分で操作してストレスを減らすことです。
詳しく書いていきますね。
わたしが10年悩んで分かったこと
わたしが10年悩んで分かった「気の合わない人との付き合い方」は
「気の合わない人とは合わないぶんだけ距離を取る」です。
わたしは小学校高学年から20歳くらいまで10年ほど、親との関係について真剣に悩んだ経験があります。
わたしにとって最初にして最大の気の合わない人が親でした。
学生時代は毎日顔を合わせていましたし、気の合わないエピソードも山ほどあります。
しかし衝突することが多かった関係がわたしの自立をきっかけに改善しました。
具体的には、実家を出たことと、親に期待しなくなったことです。
ここで大事なポイントがあります。
「人との距離」には「物理的な距離」と「精神的な距離」がある。
わたしの場合を例にすると、
実家を出た:物理的な距離を取った
親に期待しない:精神的な距離を取った
となります。
両方の距離をとれるのがベストです!
わたしは気の合わない人と2つの距離を取ることでストレスが激減しました。
ストレスが減ることで気持ちに余裕ができます。
今では親との関係も改善し、良い付き合いをしています。
人間関係のストレスが減り、関係も改善する…まさに正のスパイラルです。
しかもこの2つの距離、自分で操作できるんです。
人間関係のストレスの原因は「距離感」
人との距離には「物理的な距離」と「精神的な距離」があると書きました。
わたしが2つの距離に気付いたきっかけは親との関係です。
わたしは最初にして最大の気の合わない人が親だったのですが、
親と距離を取れるようになった今思うと、
自分が親と衝突していた原因は
「親なんだから」「親なのに」を相手に押し付けていたからです。
自分の期待通りに相手がふるまってくれなかったからとも言えますね。
長いこと理想の親子像にしがみついていたのですが、
あるとき諦めました。
親に期待しなくなり、「親」として見ず「人」として見るようになりました。
すると衝突する回数が減り、
関係もそれ以上悪くならなくなりました。
気が合わないのは変わらないのですが、
「そういう人もいるよな」「気が合わなくても別にいいか」と思えるようになりました。
精神的な距離で人間関係のストレスが減ると気づきました。
実家を出て一人暮らしを始めるととさらに関係が改善しました。
衝突することがなくなり、電話で会話するようになりました。
気の合わない相手から物理的に離れて顔を合わせなくなったらストレスが激減したのです。
ストレスが減ることで気持ちに余裕ができます。
関係も良好になる正のスパイラルですね。
気の合わない人とは距離を取るのがお互いのためだと思います。
早く家を出れば良かった…。
物理的な距離で人間関係のストレスが激減すると痛感しました。
距離感を操作してストレスを減らす
人間関係の「2つの距離」は自分で操作できます。
物理的な距離は分かりやすいですね。
物理的な距離を取る方法
- 相手から離れる
- 自分から近づかない
- 顔を見る機会を減らす
精神的な距離の操作は練習が必要です。
精神的な距離を取る方法
- 相手に期待しない
- 執着しない
- 相手にしない
相手が目の前にいても、精神的には太陽系の外くらいにいるイメージです。
たとえ相手と談笑していてもです。
怖っ。
気の合わない人に合わせようとして精神をすり減らすよりも自分の健康と幸せを守る方が大事です。
精神的な距離を取るときに一番大事なポイントは、
初めて会った知らない人に対するくらいの礼儀は守ることです。
初めて入ったコンビニの店員さんくらい…とか?
そうそう!
精神的に距離を取ると相手に冷たい態度をとりがちです。
しかし自分のために最低限の礼儀は守りましょう。
相手と接していると不快な感情がわいてくるのですが、
「執着してるなー」と自分を客観視して乗り切ります。
わたしはこの態度(精神的に距離を取りつつ最低限の礼儀を守る)で周りから「どこに行ってもうまくやっていける」と言われるようになりました。
距離感の操作のコツは「敬遠」(けいえん)です。
敬遠とは「敬って遠ざける」ことです。
敬ったふりをして遠ざけるでも良いと思います。
衝突の機会を自分で減らすと幸せになる
わたしは経験上、人間関係のストレスは自分で減らせると思っています。
親との関係を改善したい!と正面からぶつかっていたときよりも
距離を取って身を引いた方が関係が改善したからです。
戦わずに勝った気分です。
一番有効なのは物理的に距離を取ること
一番有効なのは気の合わない人と物理的に距離を取ることです。
関わらなければストレスがないのは当たり前ですね。
物理的な距離を取る方法
- 相手から離れる
- 自分から近づかない
- 顔を見る機会を減らす
わたしの場合は早めに実家を出ました。
しかし物理的に距離が取りにくい、取れない場合もあります。
- 未成年ですぐに家を出られない
- 学校や職場をすぐには変えられない
- 他の条件(特定の人間関係以外)には満足している
そんなときは精神的に距離を取ります。
精神的に距離を取れると楽になる
人と精神的に距離を取れると便利です。
「どこに行ってもうまくやっていける」と言われたりします。
精神的な距離を取る方法
- 相手に期待しない
- 執着しない
- 相手にしない
一番のポイントは、気の合わない人に期待しないことです。
- 自分と同じ感覚や反応を求めない
- 期待通りに相手を動かそうとしない
- 関係を無理に続けようとしない
精神的に距離を取るときは自分のために最低限の礼儀を守ると良いです。
気の合わない人に冷たい態度やぞんざいな態度を取らないように気を付けるだけです。
気を付けるだけでやり過ぎなくなるからです。
相手から攻撃されたら対処を考えますが、わずらわしいし、面倒ですよね。
相手との衝突の機会を自分で減らして面倒ごとを回避する。
気の合わない人は「敬遠」してストレスの少ない生活を送りましょう。
おさらい
わたしが10年悩んでわかった事をおさらいすると、
- 気の合わない人とは合わないぶんだけ距離をとるとストレスが減る
- 険悪な関係が良好になることもある
- 人間関係の距離には物理的な距離と精神的な距離がある
- 2つの距離は自分で操作できる
物理的な距離を取る方法
- 相手から離れる
- 自分から近づかない
- 顔を見る機会を減らす
精神的な距離を取る方法
- 相手に期待しない
- 執着しない
- 相手にしない
参考になったら嬉しいです。
気の合わない人がいるメリット
冒頭にも書きましたが、
わたしは物心ついてから、
どこに行っても気の合わない人やいけ好かない人、ムカつく人がいました。
正直、今もいます。
気の合わない人が存在しなかったら幸せなのになーと思ったこともありますが、
よく考えると気の合わない人がいるから気の合う人がいるんですよね。
気の合う人がより素敵に思えます。
気の合わない人が成長のきっかけをくれることも多いです。
気の合わない人は感謝するべき人かもしれません。
ムカつくので積極的に関わりませんが(笑)
幸せを感じる手助けをしてくれてありがとう、でも近づきません。
…が、自分には丁度いいと思っています。
ではまた!