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クリスタの3D素材をキャンバスにドロップするとPAINTが落ちる!
3Dデッサン人形や天球、キャラクターモデルや背景素材に小物など、クリスタには便利な3D素材がたくさんあります。
しかし、動作環境と使い方によっては3D素材が使えないことも。
わたしの場合はCPU内蔵のGPUでクリスタを使っているときにウィルスソフトの「安全なブラウザ」が起動していると3D素材が使えません。
むずかしいよ!
簡単に言うと、クリスタだけ起動した状態で3D素材を使ってPAINTが落ちる場合は端末のスペック不足かも。
3D素材をキャンバスにドロップしたらPAINTが落ちる…場合、
すると良いです。
原因と対策をもう少し詳しく知りたいあなたは記事を読み進めてください。
わたしの環境での原因と対策を詳しく書いて行きますね。
管理人の環境
OS:Windows11
ペイントソフト:CLIP STUDIO PAINT PRO
ウィルスソフト:カスペルスキーインターネットセキュリティ
CPU :Intel(R) Core(TM) i7-8750H
CPU内蔵GPU:Intel(R) UDH Graphics 630
グラフィックスカード:NVDIA GeForce GTX 1060
メモリ:16.0 GB
ノートPCを使っています。
2022年時点では悪くないスペックだね。
先日、今まで問題なく使えていた3D素材が使えなくなりました。
症状は、
3D素材をキャンバスにドロップするとカーソルがくるくる回ってPAINTが落ちる
です。
3D素材をキャンバスにドロップすると、マウスカーソルがくるくる回って読み込み状態になります。
しばらくすると…
PAINTが落ちます…orz
3Dモデルの読み込みが終わらず、PAINTが強制終了してしまいます。
もういちどPAINTを起動して試しても同じ結果です。
パソコンを再起動してクリスタとPAINTを起動すると使えるようになるのですが、
3D素材が使えなくなるたびに再起動するのは面倒ですし、管理人の端末はクリスタの動作環境を満たしています。
スペックは十分なはずなのになあ。
ということで、原因をもう少し詳しく調べてみました。
クリスタの動作環境(推奨スペック)は、
クリスタの動作環境(Windows)
OS:Window10,8.1,11
CPU:SSE2対応のIntel、AMD製CPU
GPU:OpenGL 2.1対応のGPU
メモリ:2GB以上必須、8GB以上推奨
です。
管理人の環境は推奨スペックを満たしています。
管理人の環境
OS:Windows11
CPU :Intel(R) Core(TM) i7-8750H(SSE4.2対応)※1
CPU内蔵GPU:Intel(R) UDH Graphics 630(OpenGL4.6対応)※2
グラフィックスカード:NVDIA GeForce GTX 1060(OpenGL4.5対応)※3
メモリ:16.0 GB
※1,2:Intel® Core™ i7-8750H Processor仕様
※3:GeForce GTX 1060仕様
むしろスペックは良いほうじゃない?
んだね。でも落ちるのよ。
端末が推奨スペックを満たしている場合、特定の使用環境やプログラムの相性の問題が考えられます。
どんな条件でPAINTが落ちるのか、再現テストをしました。
「再現テスト」とかっこよく書いてますが、「わざと再現させるために色々やってみた」だけです。
テストの結果、管理人の環境では
・「安全なブラウザが起動している」かつ、
・「CPU内蔵GPUを使っている」と、
3D素材が使えなくなります。
「安全なブラウザ」はウィルスソフトの機能です。
わたしが使っているウィルスソフトは「カスペルスキーインターネットセキュリティ」です。
ブラウザのまわりが緑だね。
Amazonとか楽天とかのお買い物サイトを利用するときに自動的に起動するように設定してるんだ。
「CPU内蔵GPU」は「CPUに内蔵された画像処理装置」です。
GPU(画像処理装置)はグラフィックス、グラフィックカード、グラボ(グラフィックボード)とも呼ばれます。
「グラボ」のことかあ!
正確には「GPUはグラフィックボードに乗ってる部品のひとつ」だよ。
再現テストの内容をQA形式でまとめました。
GPUはCPU内蔵のIntel(R) UDH Graphics 630です。
最後のQAのみGPUをNVDIA GeForce GTX 1060に固定しました。
使える
クリスタだけを起動して3D素材が使えるか確認しました。
結果は問題なし。
Windows11は64ビットじゃない?クリスタが32ビットみたいだけど…大丈夫なの?
システム上クリスタが32ビットって表示されてもPAINTのバージョン情報が64ビットなら大丈夫なのよ。
使えない
PAINTが落ちたときの状況を再現して3D素材が使えるか確認しました。
PAINTが落ちたときに使っていたアプリケーションは、
・安全なブラウザ
・普通のブラウザ
・Amazonプライムビデオ
・Spotify
・エクスプローラー(フォルダ)
・メモ帳
です。
結果は…PAINTが落ちました。
プライムビデオとかSpotifyとか…やりすぎじゃない?普通のブラウザもめっちゃ使ってるし。メモリ61%って…。
お絵描きを全力で楽しんでいると言っていただきたい。
使えない
PAINTが落ちたときに使っていたアプリケーションを1つ1つ確認しました。
結果、管理人の環境では安全なブラウザを使っていると3D素材でPAINTが落ちると分かりました。
原因は「安全なブラウザ」かあ。メモリは30%…。
メモリの使用量が原因じゃなかったことも分かるね。
ちなみに管理人のメモリの割り当て設定は、
アプリケーションへの割り当て:80%
取り消し回数:100回
です。
使える
クリスタで使うGPUを
NVDIA GeForce GTX 1060に固定しました。
結果は、「安全なブラウザ」が起動していても3D素材を使える。
わたしの場合、CPU内蔵のGPUと「安全なブラウザ」の組み合わせで3D素材が使えなくなると分かりました。
端末のスペックが足りてても、パーツやアプリの組み合わせでうまく動かなかったりするんだね。
そういうこと。3D素材でPAINTが落ちたらまずはクリスタだけ起動した状態で3D素材が使えるか確認すると良さそう。
端末のスペックや使ってるアプリは人それぞれだもんね。
たまたまわたしは自分の端末のCPU内蔵GPUと「安全なブラウザ」の組み合わせを見つけたけど、他にもあるかもしれないよね。
クリスタだけ起動した状態でも3D素材が落ちる場合は?
端末のスペック不足が疑わしいけど…念のため再起動してもういちど3D素材が使えるか確認してから、サポートを確認するかなあ。
なるほど。
3D素材を使おうとしてPAINTが落ちるときは、
すると良いです。
使っている端末が推奨スペックを満たしていても、特定の条件やアプリケーションの相性で発生する可能性があります。
参考になったら嬉しいです。
ではまた!