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クリスタで「さわやかな朝の光」を表現する方法

さわやかな朝の光を表現する方法
ちとせ

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イラスト全体の雰囲気を出したいとき、光の加工をするのがお手軽です。

例えば夕焼けや月明り、夏の太陽など。

室内の照明やモニターの明かり、ろうそくなども面白いです。

ちとせ

イラストにストーリーが出て、描いていて楽しいです。

例えばこの記事のタイトルのイラストは、さわやかな朝の光をイメージしました。

光の方向にあわせて描画色から透明色のグラデーションをつけている。キャラクターのまわりに光を残して照り返しにしている。
記事タイトルイラストの光の加工
ちとせ

クリスタをどう使ったのか書いて行きますね。

この記事を読むとイラストに朝の光を追加できるようになります。

加工前は全体的に暗いが、加工後は全体的に明るくなってより爽やかになる
この記事を読んでできるようになる加工の例

わたしは毎日クリスタで絵を描いています。
イラストに光を追加する簡単な方法を紹介します。

目次

さわやかな朝の光を追加する手順

イラストの上にラスターレイヤーを追加してグラデーションを作ります。

レイヤーの合成モードを「加算(発光)」にして、不透明度を調整します。

消しゴムを使ってキャラクターにかかったグラデーションを消します。

ちとせ

図を使って説明していきますね。

手順の図解

STEP
ラスターレイヤーを追加する
新規ラスターレイヤーをクリック
新規ラスターレイヤーをクリック

イラストのレイヤーの上にラスターレイヤーを追加します。

ちとせ

レイヤーパレットは画面右下にあります。

STEP
光の色を選ぶ
カラースライダーの場所
カラースライダーの場所

カラーパレットで光の色を選びます。

「カラースライダー」を以下の設定にすると、わたしが使った色と同じ色になります。

R:255
G:245
B:192

ちとせ

カラーパレットは画面左下にあります。

STEP
グラデーションツールを選択
グラデーションツールの描画色から透明色をクリック
グラデーションツールの描画色から透明色をクリック
ちとせ

グラデーションツールは画面左のツールバーの中にあります。

STEP
光源を意識してグラデーションを作成
光の方向に向かってグラデーションツールのポインターをドラッグする
グラデーションツールのポインターをドラッグする

光の方向などがイメージと違ったら、取り消しを押します。

イメージ通りのグラデーションができるまで繰り返します。

取り消しボタンの場所
取り消しボタンの場所
ちとせ

取り消しボタンは画面上のツールバーにあります。

STEP
レイヤーの合成モードを変更
レイヤーパレットで合成モードを変更
レイヤーパレットで合成モードを変更

レイヤーパレットの合成モードを「通常」から変更します。

「加算(発光)」を選びます。

ちとせ

一番朝の光のイメージに近かったので加算(発光)にしました。

STEP
不透明度を変更
レイヤーの不透明度を調整する
レイヤーの不透明度を調整する

合成モードの隣のバーでレイヤーの不透明度を変更します。

バーの縦線をスライドするか、値を入力します。

ちとせ

光の強さを見ながら値を決めます。
今回は20にしました。

STEP
キャラクターにかかったグラデーションを消す
キャラクターにかかったグラデーションを消しゴムで消す。照り返しを意識して光を残す。
グラデーションを消した部分

消しゴムツールの「柔らかめ」を使ってグラデーションを消します。

キャラクターのまわりに光を残すのがポイントです。

ちとせ

消しゴムツールは画面左のツールバーにあります。
「柔らかめ」を使って境界をぼかします。

消しゴムツールの場所
消しゴムツールの場所
ちとせ

これで「さわやかな朝の光」の加工ができました!

夕焼け風アレンジ

グラデーションの色とレイヤーの合成モードを変えると夕焼け風にできます。

夕焼け風アレンジ
夕焼け風アレンジ

グラデーションに使う色はオレンジ色です。

カラースライダーを以下の設定にするとイラストで使った色になります。

R:255
G:79
B:0

レイヤーの合成モードを「オーバーレイ」にして、不透明度を90%にします。

消しゴムの作業はしていません。

画面いっぱいにグラデーションをかけると良い感じになります。

ちとせ

夕焼け風の方がお手軽ですね!

まとめ

光の加工でイラスト全体に雰囲気を出すことができました。

レイヤーの合成モードをあれこれ試すのは楽しいです。

ちとせ

ぜひやってみてください!

ちとせ

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