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クリスタで光の表現を頑張るシリーズ第3回です。
イラスト完成間近になって、人物にもっと光を足したいと思うことはないでしょうか。
わたしはよくあります。
でもパーツごとに光を足すのはけっこう面倒ですよね。
肌や髪、服など色が違うのでパーツごとに光を足すと色がちぐはぐになったりします。
そんなときは光の表現のレイヤーを追加して人物全体に大きく描写すると楽です。
光の表現を色の継ぎ目なくプラスできるね!
色の継ぎ目が悩ましい影の表現にも応用できるよ。
この記事のタイトルイラストも最後に人物全体の光を描きました。
イラストの左上からの光の違いが分かるでしょうか。
男性の左がわの肩やお腹あたりの明るさが分かりやすいです。
わたしはパーツごとの塗り分けで同じことをするとだいぶ時間がかかります。
クリスタをどう使ったか書いて行きますね。
イラストのレイヤーの上にレイヤーを追加して光を描写します。
今回使う機能は以下です。
追加するレイヤーの種類 | ラスターレイヤー |
ブラシの種類 | エアブラシ「柔らか」 |
消しゴムの種類 | 軟らかめ |
レイヤーの合成モード | スクリーン |
レイヤーの不透明度 | 20% |
具体的な手順を説明しますね。
①イラストのレイヤーを選択した状態で
②新規ラスターレイヤーをクリック。
イラストのレイヤーの上にレイヤーが追加されます。
エアブラシツールの「柔らか」を選択します。
色はイラストに合わせて選びます。
わたしが今回使った色は以下です。
R234
G233
B229
赤枠部分にそれそれR234、G233、B229と入力すると手順と同じ色になります。
まずは大きく光を描きます。
人物が見えるようにレイヤーの不透明度を調整します。
①追加レイヤーを選択した状態で
②レイヤーの不透明度を変更します。
不透明度を60%にしました。
次は光の形をととのえます。
消しゴムツール「軟らかめ」で光の形を整えます。
消しすぎた場合はエアブラシツール「柔らか」で描き足します。
上の画像は光を残した部分が分かりやすいように光の色を紫にしています。
より光らしくするために、次の工程でレイヤーの合成モードを変更します。
レイヤーの合成モードをスクリーンに変更します。
①追加レイヤーを選択した状態で
②レイヤーの合成モードをクリックします。
スクリーンを選びます。
明るくなりました!光が強すぎるのでレイヤーの不透明度で調整します。
STEP3と同じ手順でレイヤーの不透明度を変更します。
今回は20%にしました。
これで人物の光の表現を継ぎ目なく足す手順は終わりです。
光を足したい、形を変えたい場合はSTEP4の手順を繰り返します。
ほぼ塗り終えたイラストに光の表現を追加するときは光のレイヤーを追加すると楽です。
パーツごとに塗り分けていても継ぎ目なく光の表現を追加できます。
影にも応用できますのでぜひ試してみてください!
クリスタで光の表現を頑張るシリーズ第1回はこちら。