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・厚塗りで同じレイヤーに色を重ねると描写がつぶれて色がまざってしまう。
・レイヤーを追加して塗っただけではイラストになじまず、鮮やかにならない…。
そんなお悩みはないですか?
わたしも思うように色が塗れなくて、厚塗り難し過ぎる…と思いました。
アナログ風塗り(厚塗り)の質感を残して瞳の色だけ鮮やかにしたい!場合
焼きこみリニアが便利です。
この記事のタイトルイラストも、瞳だけ焼きこみリニアで鮮やかな色を乗せました。
瞳の色は鮮やかだけど浮いていない(イラストになじんでいる)と感じないでしょうか。
焼きこみ(リニア)はクリスタのレイヤー合成モードのひとつです。
レイヤーの色が下のレイヤーに濃くなじみます。
クリスタをどう使ったのか描いていきますね。
デジ絵の場合、イラストのアナログ感を残しながら色を重ねるのが難しいです。
特に厚塗りでレイヤーが1つしかない場合、
同じレイヤーに色を塗ると、描写がつぶれ、色がまざってにごる。
レイヤーを追加して塗ると、なじまない、鮮やかにはならない。
大きく2つの問題があります。
2つの問題を解決できるのが焼きこみリニアです。
これで解決!
・同じレイヤーに色を塗ると発生する問題はレイヤーを追加して解決。
・レイヤーを追加して発生する問題はレイヤーの合成モードを焼きこみリニアにして解決。
2つの問題を解決するためにレイヤーを追加して合成モードを焼きこみリニアにすると書きました。
なぜ焼きこみリニアにするかというと、
クリスタのレイヤー合成モードの中でいちばん濃く鮮やかになじんだからです。
合成モードを全部試した結果です。
わたしがよく使う合成モードを例に焼きこみリニアと比較してみます。
比較するのはスクリーンとオーバーレイです。
焼きこみリニアは100%だと濃すぎるのですが、濃いものはレイヤーの不透明度で調整できます。
今回は不透明度を60%にしました。
実際にどう使ったのか書いて行きますね。
簡単5ステップです。
イラストのレイヤーの上にレイヤーを追加します。
①イラストのレイヤーを選択した状態で
②新規ラスターレイヤーをクリックします。
イラストのレイヤーの上にレイヤーが追加されます。
追加したレイヤーの瞳の部分に色を塗ります。
瞳からはみ出すように塗ります。
はみ出すように塗っておくと、STEP5の作業で形を調整しやすくなります。
レイヤーの合成モードを焼きこみ(リニア)にします。
①追加レイヤーを選択した状態で
②レイヤーの合成モードをクリックします。
デフォルトは「通常」です。
合成モードの種類の中から「焼きこみ(リニア)」を選びます。
レイヤーの合成モードが変わりました。
色が濃すぎない?
レイヤーの不透明度で調整できるよ!
他の色とのバランスが悪いので、
レイヤーの不透明度を変えて色をなじませます。
レイヤーの不透明度を変更します。
今回は60%にしました。
不透明度を変更する方法は3つあります。
描写をつぶさずに鮮やかな色を乗せられた!
さらにイラストとなじませるために、
消しゴムで形を整えます。
使う消しゴムは「柔らかめ」です。
①消しゴムツールの中の
②軟らかめを選びます。
消す場所はフチとハイライトです。
イラストになじんだね!
透明感もあって良い感じではないでしょうか。
これで瞳の色を鮮やかにする手順は終わりです。
アナログ風塗り(厚塗り)の瞳の色を鮮やかにできました。
アナログ風塗り(厚塗り)の一部の色を鮮やかにしたいとき、焼きこみリニアが便利です。
わたしが厚塗り難しい!と思った2つの問題を解決できました。
・厚塗りで同じレイヤーに色を重ねると描写がつぶれて色がまざってしまう。
・レイヤーを追加して塗っただけではイラストになじまず、鮮やかにならない…。
これで解決!
・同じレイヤーに色を塗ると発生する問題はレイヤーを追加して解決。
・レイヤーを追加して発生する問題はレイヤーの合成モードを焼きこみリニアにして解決。
参考になったら嬉しいです。
お互いに頑張りましょう!
ちなみに、オーバーレイを使った加工は別の記事に書いています。
ではまた!